「モルキラーMZ」はひとつの商品で、以下のふたつの目的で使用されます。
■主成分
アルキル・ジメチル・ベンジルアンモニウムクロライド(第4級塩)とフェノキシエタノールの混合物で、防藻効果やバイオフィルムの付着を防止する効果があり、人体に無害です。第4級アンモニウム塩(塩化ベンザルコニウム)は、細菌類に対し、強い除菌力を有し、古くから除菌剤や環境除菌剤として広く使用されています。
日常管理の除菌に使用できます。
「モルキラーMZ」は配管内に付着しているバイオフィルムを除去し、除菌効果と、安全性に特徴があります。
塩素剤の弱点であるアルカリ泉の除菌に効果があり、塩素臭がなく、単体あるいは塩素剤との併用もできます。
「モルキラーMZ」を換水時、週に1回(50mml~100mml/t浴槽水)使用すると、残留塩素濃度が高く維持され、翌日の塩素剤使用量を控えることができます。
これは配管洗浄により循環系が洗浄され、塩素の消耗量が少なく済むためと考えられます。
年に数回の大掃除に使用する場合も、単に「500mml/t浴槽水」を循環系に投入し、1~2時間循環運転して排水するだけです。
つまり、人体に安全なので施設側サイドだけで除菌を実行できるということです。
また、運用コストは他の配管洗浄剤に比べ、大幅に低価格です。
■循環式浴槽
投入量:循環系に10~20mml/t(浴槽水+補給水)/1日あたり自動注入器(塩素剤注入器と同じ)があれば尚可
■掛け流し風呂
自動注入器で5~10mml/1日数時間
上記いずれも目安です。検体を取り菌の検査をしながら「モルキラーMZ」の残留濃度を測定します。
■週に1回
投入量:循環系に一括投入。50~100mml/t(浴槽水)時間は長いほうがよく、営業時間中に用いても問題ありません。
■年に数回の大掃除
投入量:循環系に500mml/t(浴槽水)1~2時間以上循環運転。
従来から使用されている塩素剤の自動注入装置と同じもので配管に接続し、毎日定時、流量比例などで設定し自動注入します。
補給水が多くない場合は、貯湯槽に5~10ppm(5~10ml/t)手で投入しても充分です。(日常管理)
注入前に貯湯槽、配管は、モルキラーMZで基本洗浄(500ppm)を行っておきます。
金属表面処理水をタンクに貯め、沈殿させた後、排水しているタンクの藻類と悪臭を除去するためテストを行いました。
現地より送られてきた原水(右側)を「モルキラーMZ」250ppm(250ml/t)で一晩処理、放置した写真です。写真の左側のように、底部に藻類の死骸が沈殿し、除去し、水が透明になりました。また悪臭も全くありません。
水質汚濁防止法で厳しくなってきました排水基準が、このように、「モルキラーMZ」で解消できます。「モルキラーMZ」は藻類の除去と、抑制、それに消臭効果があり現在「モルキラーM2」という消臭剤があります。
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