【非塩素系除菌剤【モルキラーMZ】で除菌・消臭】 ―「モルキラーMZ」の有効活用― 【モルキラーMZ】は温泉や今話題のスーパー銭湯のレジオネラ菌除菌(滅菌)(除菌)対策などに役立てられています。 ■レジオネラ菌感染症予防のために 昨今の報道でもご周知の通り、相次ぐレジオネラ菌感染症による死亡・感染事故の発生から、循環風呂が感染源の一つになっているという事実が浮き彫りにされました。 特に免疫力の低下したお年寄りなどは、レジオネラ菌への感染で命を落とす確率が高いとされております。 施設の立場から見れば感染者を出したくないのは当然であり、万が一出した時には食中毒の時と同様に施設の経営の危機にも直結しているのです。 ■温泉の現状 温泉が豊富に湧き出ている施設では水道代はタダですので、常に新鮮で清潔な温泉が楽しめます。 しかし現状は、泉質が細くなり湯量や温度が十分でなく、大事に再利用するためにろ過装置の設置を行っているところが大半です。 このろ過装置のおかげで、目に見える大きさの髪の毛や垢などが除去されるために見た目には大変きれいなお湯を数日間、捨てることなく再利用することが出来ます。 ■塩素除菌 しかしMRSA、大腸菌、レジオネラ菌などの細菌やバクテリアなどはろ過装置ではろ過することが難しいために、厚生労働省が薬品(次亜塩素)による除菌を指導しています。 その濃度は0.2〜0.4mg/Lを保つこととされています。 しかし、この基準を守っている施設でのレジオネラ菌感染者症が発生している事例もあり、多くの施設では大事を取るために0.8〜1.0mg/Lという高濃度の塩素除菌を行っているのが現状です。 この塩素除菌は揮発性が高いために、その濃度管理が非常に面倒で自動注入器なる高額の機械も登場しています。 また塩素濃度が高いと厚生労働省自身が 「過剰な塩素系薬剤を注入すると、浴槽水中の塩素濃度が高くなり、トリハロメタンや塩素臭が発生しやすくなったり、資機材が腐食する」とレジオネラ対策マニアルの中で警告しています。 さらに肌のカサツキ等のトラブルや温泉の場合には温泉そのものの泉質を変化させてしまうため、温泉地では塩素除菌を嫌う施設が多いのも問題点です。 ■レジオネラ菌繁殖 しかし、厚生労働省の塩素濃度指導値0.2〜0.4mg/Lにしているにもかかわらず、レジオネラ菌感染症による死亡事件が発生しているのはなぜでしょうか? 理由としてはろ過装置の洗浄が行き届いていないと、ろ過装置内部がMRSA、大腸菌、レジオネラ菌の繁殖源となってしまうからです。そのため塩素を投入しても除菌しきれないケースが増えています。 ■オゾン除菌装置や紫外線(UV)除菌 こうした中、厚生労働省でも塩素除菌の併用のもとで非塩素系除菌剤(例えば【モルキラーMZ】ような) を選択肢の一つとして挙げています。 オゾン除菌装置や紫外線ランプを用いた除菌(滅菌)方法も選択肢ですが、イニシアルコストが問題です。 ■非塩素系除菌剤の導入効果 1、残留性があり、紫外線、温度による劣化がない。 2、温泉成分の効能が変化しない。 PH値に左右されない。アルカリ性の温泉にも適している。 3、塩素臭の低減によるお客様からのクレーム減(併用は必要) 4、他施設との差別化により安全性をPR ■非塩素系除菌剤「モルキラーMZ」の応用例 ・週一回の換水時に、「モルキラーMZ」を50〜100ppm濃度で 配管洗浄し排水します。 この配管洗浄によって、レジオネラ菌お巣になっているバイオフイルムを除去し、 同時に循環系の掃除をして塩素濃度を維持する役割を担います。 |
条例どおりに高濃度塩素処理(5〜50ppm)を実施しているにもかかわらず、何故だかレジオネラ菌が検出されてしまうことは多々あります。 原因1 大抵の場合は死に水箇所へ除菌剤が届いていない。 原因2 浴槽水のPH値がアルカリ性の為、塩素剤が効きにくい 原因3 浴槽や循環系統内にバイオフイルム(生物膜)が生成され塩素剤が浸透しない。 原因4 浴槽や循環系等内に塩素剤耐性のアメーバが出現している。 上記原因2〜4の場合は、いくら高濃度塩素処理をしたとしても効果は期待できません。 レジオネラ菌汚染の原因 レジオネラ菌は低濃度の塩素でも本来簡単に除菌できます。 ところが、常時塩素で除菌しているはずの温浴施設で汚染事故が起きています。 原因としては、せっかく配管洗浄をおこなっても塩素除菌だけでは生物膜やアメーバ等の発生を防ぐことはできず、2週間程度で元の菌数まで回復してしまうためです。 従って、1〜2週間に一回は配管洗浄 (モルキラーMZで50ppm〜100ppm) が必要です。 |
レジオネラ属菌はどこにいるの? レジオネラ属菌は自然界(土壌や淡水など)に広く生息していますが、菌数は少ないと考えられています。 (1)水の滞留する時間が長いこと (2)栄養源となる有機物があること (3)レジオネラ属菌の増殖を助けるぬめり(生物膜)が発生していること (4)水温が温かいこと など条件が整えばレジオネラ属菌は増殖します。 浴槽のお湯は温かく、人の垢等が栄養源となってぬめりができやすいため、レジオネラ属菌の増殖に適した条件が整っていると言えます。そのため、浴槽や配管の定期的な清掃・除菌(配管洗浄)を行うことや水質管理を徹底するなど、ぬめりの除去やぬめりを生成しにくくする日々の衛生管理が重要です。 |
お風呂のレジオネラ菌対策でお困りの方は、対策の方法、費用、信頼のおける専門家に聞きたい、など 下記の要望をお持ちです。 ■ どの様なレジオネラ菌対策が適切なのかが分からない ■ レジオネラ菌対策にかかる費用が適切なのかがわからない ■ 信頼のおける専門家にコンサルティングを依頼したい ■ 手抜き対策が心配だ ■ 専門知識がないので自分達だけでは心細い このようなご要望にお答えしています。 |
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具体的なレジオネラ対策
1、レジオネラ属菌の検査 2、配管洗浄(掛け流しの場合も) 3、日常管理の見直し |
まず検査をすることによって、 ◆現状を把握できます。 ◆検査結果は決して他に漏れませんのでご安心ください。 ◆もし検出されても早急に対応できます。 ◆検出されなかった報告書を貼り出すことが出来ます。 ◆お客様に安心してご利用頂くことが出来ます。 |
◆レジオネラ菌が検出された場合は出来るだけ速やかに除菌をする為の配管洗浄をする必要があります。 ◆除菌剤『モルキラーMZ』による基本洗浄が最も確実でバイオフィルムを除去します。取り扱いも安全で、コスト面でも他の薬剤よりメリットがあります。 |
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◆配管洗浄後、すぐにそれまでの除菌方法を改善し、再び菌が検出されないように、あるいは増殖が抑えられる方法に変えることが大切です。 ◆塩素剤では効かないアルカリ泉や硫黄泉、薬湯は 除菌剤『モルキラーMZ』に変えるか、または併用します。 ◆毎日の除菌は塩素剤を使用し、週に一回『モルキラーMZ』で洗浄する。 上記の片一方または両方で管理します。 |
イ) ろ過器 ? ろ過器の種類とろ過能力 砂式、珪藻土、カートリッジ式があります。 砂式は、ろ過槽内に充填したろ材に、循環水内に混入した汚れ成分を捕集分離して除去する(物理的ろ過)。ろ過速度とろ過層の厚さがろ過性能を左右します。 ろ過速度が遅いほどろ過性能は良く25〜40m/hを基準とし、「40以下が望ましく30以下にするとろ過精度が高くなる」とされています。 ろ過器の流入側に塩素剤を注入してろ過器を含む循環式浴槽設備全体を除菌することが規定されているので生物浄化が期待できなくなり物理的浄化のみによるろ過器を使用することとなっています。 ? ろ過器の逆洗 砂式ろ過器は、ろ材に捕捉された汚れ成分を定期的に排出して微生物の繁殖を抑制する必要があり、逆洗による清掃を適切に行う事が重要です。 「週一回以上ろ過器を逆洗し除菌」です。ろ材の攪拌を充分行うには、逆洗速度と逆洗時間が重要です。 ? その他のろ過器 カートリッジ式(フイルター式)ろ過器は逆洗機能がないため、汚れが蓄積し微生物が繁殖し易いので使用すべきではありません。珪藻土ろ過器は取り扱いが面倒ですが炉過精度は優れています。 ? ろ過器の規格 ドイツのDIN規格で、ろ材洗浄について「ろ材洗浄の為にはろ過層の流動化の程度はろ過層の厚さの膨張が少なく共10%以上になる必要がある」と規定しています。 ロ) 除菌装置 浴槽水の除菌には、次亜塩素酸ナトリュウム溶液、塩素化イソシアヌル酸製剤、 次亜塩素酸カルシュウム、さらし粉などが使われています。 一般には、次亜塩素酸ナトリュウムを専用タンクに貯蔵して、ダイヤフラムポンプなどによって、循環配管に注入する薬液注入装置が多く使われています。 ポンプはタイマー運転が多く、タイマーや注入量は浴槽水の遊離残留塩素濃度を測定し調節していますが適正な塩素濃度を常時保持する事は困難です。 また、注入ノズルが結晶成分で閉塞したり、ポンプが次亜塩素酸ガスでの噛み込み、薬剤の補給忘れ、等も多く、自動塩素注入装置の設置が望ましい。 ハ) 熱交換器 一般に、温泉にはプレート式、上水などはシェル・チューブ式が使用されています。 二)配管 循環風呂設備の配管には、浴槽水循環配管、連通管、水位検知管、補給水管、浴槽排水管があります。 ? 浴槽水循環配管 浴槽水を循環する為に設置する配管で、一般には耐熱性塩化ビニール管が使われている。この配管でレジオネラ属菌対策上問題となっているのが、浴槽水を排水した時にも配管内に浴槽水が残留する凹部(ポケット状の部位)が存在する施設が多い事です。浴槽と浴槽機械室が、同一階や高低差が少ない場合は、浴槽からの返り管に凹部が形成されます。浴槽水が排水時に配管内に残留しますと配管内に生物膜が形成され易いので、当該箇所に排水弁を設けるなどの対策が必要です。循環配管中に凹部を形成するような設計・施工は避けるべきです。 ? 浴槽連通管 複数の浴槽に対して一組のろ過装置で循環ろ過している場合に、浴槽水位をそろえる目的で設置されています。しかし、連通管内は循環水が行き渡り難い滞留箇所で、連通管内の残留塩素濃度を保つ事も不可能で、生物膜が生成されやすい。 連通管で連結する浴槽が離れている場合は配管凹部が生じ生物膜が形成され特に危険な箇所となっている。 ? 水位検知管(レベル管) 浴槽の水位によって、浴槽への補給水(湯)配管に設けた自動弁を開閉する自動水位制御システムを導入する場合に、水位検知用の電極棒格納容器と浴槽間とを連結する配管も同様に生物膜形成箇所です。配管凹部、排水時の残留水の発生、長い配管、除菌剤が行き渡らない行き止まり管、などで危険な箇所です。 ? 浴槽補給水(湯)管 浴槽への給湯や温泉配管が、循環配管に直接接続されている例で、混合弁で給水と給湯を混合して浴槽補給水としており、循環配管から補給水管に浴槽水が逆流した場合、建物全体の給水と給湯が汚染される事になります。温泉の場合も同様で、汚染され危険な状態となります。建築基準法でも禁止されています。 ? 浴槽排水管 浴槽の排水管にトラップを設けていない施設が多いが、原則として、排水槽や敷地排水管から悪臭が浴場に侵入している施設もあるのでトラップは設置すべきです。 排水管の管径は、浴場閉鎖時間との関係で決定し、排水を外部排水弁によっている施設は、浴槽排水口と排水弁間に滞留水、生物膜の付着がし易いので浴槽の排水は共栓付排水金物とすべきです。 ホ) 吐出し口・吸込み口 吐出し口の配置は、浴槽内に湯が滞留しないよう、吸込み口やオーバーフローとの関係によって検討した上で配置すべきです、吐出し口はある程度浴槽内から吐出流量を調節できる形式が望ましい。吸込み口は浴槽底面が多いが、吸込み速度は0.5m/sec以下とし、身体吸着、塞ぎのない形状とします |
現在、多くの施設が、レジオネラ対策として塩素剤を使用していますが、 塩素臭のみならず、 1) 鉄、マンガン等の成分が多い。 2) 硫化水素等(硫黄泉)、還元性物質を有効成分とする温泉。 3) フミン質等、有機物を多く含有している。 4) PH値の高いアルカリ泉質、 5) 薬湯 などの水質では、塩素剤の除菌効果は著しく低下します。 塩素殺菌は除菌性が高いために、その濃度管理が面倒で、高額な自動器を設置出来ないこともあり、その為に、多量の塩素剤が使用されていたり、又は、反対に、残留塩素濃度が殆どなかったりしているのが実情です。 |
1)腐食性、塩素の酸化処理に伴う金属配管の腐食。 2)濾剤(ろ過用の砂)が凝固しやすく、機能が損なわれる。 3)バイオフィルム(レジオネラ属菌の巣)を破壊できない。 |
ph値とHCIOの関係 グラフ |
レジオネラ菌対策に関するご不安を抱えてらっしゃる 皆様が、安心して気軽にご相談を受けられるよう スタッフ一同笑顔でお待ちしております。 レジオネラに関する不安があれば気軽に相談ください。 |
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