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ガーデニングの土壌から発生したレジオネラ菌

ガーデニングの土壌から発生したレジオネラ菌

温浴施設などで感染のリスクがあるレジオネラ菌ですが、実はガーデニングの土壌からも発生する可能性があります。
そもそもレジオネラ菌は水環境だけではなく土壌にも生息している菌で、レジオネラ菌が土壌にいることは
珍しくありません。
しかし、土壌自体にいるのではなく、アメーバといった原生生物の細胞内に寄生したり、藻類と共生したりと、様々な環境に適応した生き方をしています。
土壌にいるということは、ガーデニングを行うことによって感染するリスクは少なからず持っています。
では、実際にガーデニングによってレジオネラ菌感染した事例を見ていきましょう。

ガーデニングによるレジオネラ菌感染事例

感染事例としては、まず1996年にレジオネラ菌が原因で肺炎を起こし造園業の男性が死亡したケースがありますが、感染源は不明とされていました。
しかし、大学医学部のグループが調査した結果、感染源は腐葉土ではないかと推測されています。
また、オーストラリアでも多くのガーデニング愛好者がレジオネラ肺炎となっており、いずれも腐葉土からレジオネラ菌が多く検出されていることが分かっています。

オーストラリアではこういった自体を受けて、腐葉土は安全とは言えないという認識が持たれています。
腐葉土の袋にも生きた細菌が入っているので、使用する時はマスクを使い、腐葉土を使い終わったら必ず手を洗うようにと説明が書かれているそうです。
これによって腐葉土を取り扱うひとりひとりの意識が変わり、オーストラリアでは腐葉土からレジオネラ菌感染者は減っていったそうです。
オーストラリアに比べて日本の腐葉土はレジオネラ菌が検出される割合は1割にも満たない程低い確率ではありますが、十分に注意して取り扱うことが大切です。

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