足湯は服を着たまま入ることができ、足を温泉につけるだけで全身が温まることから、
観光客はもちろん足湯スポットがある地元の方もよく利用される施設になっています。
そんな足湯でもレジオネラ菌は発生してしまうのでしょうか?
温泉を気軽に楽しめる足湯ですが、入浴施設と同じように循環水を利用している場合が多く、
その循環水にレジオネラ菌が発生している可能性は非常に高くなっています。
その結果、足湯の掃除を高圧洗浄機で行っていた男性がレジオネラ菌に感染し、
肺炎を発症してしまったという事例まで発生しています。
そのため、足湯でも十分にレジオネラ菌に注意しなくてはならないのです。
この事例は足湯を高圧洗浄した結果、水しぶきが舞い上がり、その中のレジオネラ菌が体内に入り込んで
しまった結果感染したとされています。
水しぶきが起きにくく、感染しにくいようにも思える足湯でもレジオネラ菌感染を考えなくてはなりません。
例えば、足湯に子どもが浸かっていて足をバタバタと動かしたりした場合、その時に舞い上がった水しぶきからレジオネラ菌が体内に入り込んでしまう場合も考えられるのです。
公衆浴場の場合、レジオネラ菌の感染を防ぐために法で清掃や水の点検を行うことが規制されているのですが、足湯の場合は公衆浴場と違って対象外となっているため、清掃や水の点検を怠った場合でも対象外となっており、規制されることはありません。
ただ衛生管理による基準はありませんが、子どもからお年寄りまで使用する足湯からレジオネラ菌が発生しないように、感染を防ぐ必要があるでしょう。
レジオネラ菌を防ぐためには定期的に循環水ではなく水の入れ替えを行って浴槽を綺麗に清掃する必要があります。
ただし、循環水の場合は配管やタンクの中まで清掃しなくてはレジオネラ菌の発生を防ぐことはできません。
そのため、レジオネラ菌対策として、簡単な配管洗浄を行う必要があります。
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