アルカリ泉質の温泉は塩素剤の除菌効力がpH値によっては大幅に低減します。
そこで、pH値に左右されない「モルキラーMZ」がおすすめ!
厚生労働省の報告ではpH値8.0のアルカリ泉では塩素剤の効力は全体の24%になり、pH値8.5では同じく9.1%に激減します。
公衆浴場の水質管理などについては、各地方公共団体において条例、指導要綱などに基づき、自治事務として指導していただいているところであるが、その際の参考として「公衆浴場における衛生等管理要領等の改正について」(平成15年2月14日付健発第0214004号厚生労働省健康局長通知。以下「管理要領」という。)を、地方自治法(昭和22年法律第67号)第245条の4第1項の規定に基づく技術的助言として示しているところである。
この管理要領においては、浴槽水の消毒に関して別紙のとおり示しており、この中でオゾン殺菌など他の消毒方法の使用についても規定しているところであるが、これについては、塩素系薬剤が使用できない場合および塩素系薬剤の効果が減弱する場合のみに限定してそれらの消毒方法の使用を認めるというものではなく、塩素系薬剤が使用できる浴槽水であっても、適切な衛生措置を行うのであればそれらの消毒方法を使用できるという趣旨であるので、この旨御了知願いたい。
上記のとおり、適切な衛生措置を行えば、非塩素系の「モルキラーMZ」は塩素剤に代わり日常管理で浴槽水の除菌に使用できます。
九州某県の第三セクターの施設でレジオネラ菌による発症患者が出て、その施設では除菌のため、配管洗浄を行うことになり、地区の保健所は発泡性の高い過酸化水素を推薦しました。
理由はスケールやバイオフィルムが非塩素系の除菌剤「モルキラーMZ」では除去できないと思っていた。
「モルキラーMZ」は各地でレジオネラ属菌の除菌対策に使用されているし、レジオネラ菌はバイオフィルムの中に住んでいるが、「モルキラーMZ」は、このバイオフィルムを除去し中に住んでいる菌を除菌することが公的な試験で証明されています。
バイオフィルムは一週間から10日ぐらいで生成されます。
また、発泡性の高い過酸化水素を使用し、除菌しても、その後の日常管理において塩素剤だけでは、菌は再度検出されます。
なぜならば、こちらの温泉のpH値が9.2の強アルカリ泉ですから、残留塩素濃度が0.2~0.5であっても、その5%以下しか塩素剤は効きません。ほとんど効いていないと思って良いです。
バイオフィルムがこの段階で生成されます。
非塩素系の薬剤や機械を日常管理に使用することが大変重要なことで、このことは厚労省のレジオネラ菌対策マニアルにも述べています。
以上のことから、レジオネラ菌が検出された場合の施設側などの一番必要な対応は、レジオネラ菌の除菌だけでなく、配管洗浄後の日常管理を、配管洗浄前のやり方から変更し、つまり塩素剤だけに頼る方法ではなく他の方法で日常管理を行うことです。
以上の内容を保健所ご担当にお話しましたところ、そのように考えていますので、施設側にも現在そのように伝えているところです、と言われました。
非塩素系除菌剤「モルキラーMZ」は取り扱いが簡単で誰でも使用でき、安全性が高く、コストが安い・中和の必要ないなどの特徴があります。
一般に広く使用されている塩素剤の注入器と同じ自動注入装置で、毎日定時に、場合によっては流量比例で自動注入します。
モルキラーMZの注入量は、毎日湯量1tあたり、10~20ml/tを注入、投入します。
給水の量、入浴者の数、泉質などにより調整します。
健康センターという施設が色々な町にありますが、スーパー銭湯との違いは仮眠室などの休憩施設などが付いている場所です。
風呂も露天風呂、薬湯、泡の発生装置が付いている風呂、水風呂、日替わり風呂、など風呂の数も10箇所近くあって、遊び感覚もあり、年配からお子様まで人気があり、集客力がいいです。
もちろんゲームやカラオケ、レストランもあって楽しむことができるからでしょう。
営業時間も24時間、厳密には22時間で、朝の2時間で清掃をしているようです。しかも休館日がなく、年に1回のところが多いようです。
問題は衛生管理面です。換水は1週間に1回し、その時に配管洗浄ができれば問題はありません。
しかし、その時間がないところが多いようです。
そこで、提案しているのが営業中にできる配管洗浄です。
問題は営業時間外もできないし、営業時間内もジャクジー、ジエット装置が併設されている風呂です。
泡が出すぎて、浴槽の中が泡だらけになるからです。
このような風呂は、気泡装置を起動させず、薬剤投入し、循環運転をします。
岩盤浴施設のレジオネラ菌、大腸菌対策、施設内の衛生管理についての表示をご希望の場合の内容についてご相談ください。
岩盤浴の除菌は岩盤上の除菌と着衣の除菌が問題点ですが、まず岩盤上の除菌は、表面の凹凸の中に「モルキラーMZ21」を吹きつけ除菌をします。塩素剤と違い主成分が気化せず、有毒ガスが発生する性質がないため有効です。また着衣に対しては、洗濯時にモルキラーMZ21を投入洗濯、同時にタオルなどの敷物には使う前に吹きつけ除菌をしておきます。
レジオネラ菌が検出(陽性)
レジオネラ属菌の検査にて陽性反応があった場合、ご自身ですぐに作業できます。
500mlで配管洗浄
1tあたりの水量に対し、500mlの「モルキラーMZ」を使用。
1回当たり4,200円の低コストで除菌対策が可能!
バイオフィルム除去
バイオフィルムを短時間で除去。アルカリ性にも効くので安心!
予防的レジオネラ菌対策
レジオネラ菌が検出されないように1~2週間に1回継続的に「モルキラーMZ」で配管洗浄することもできます。
50ml~100mlで配管洗浄
1tあたりの水量に対し、500mlの「モルキラーMZ」を使用。
1回当たり4,200円の低コストで予防対策が可能!
バイオフィルムを生成させない
バイオフィルムは生成させないか、生成されても初期の段階で除去・滅菌することが重要!
対策も予防もこれ1本!
毎日の定期注入とは別に、週に1回の中濃度(50~100ppm)の除菌です。
バイオフィルムが4~7日ほどで生成されるため、週に1回洗浄することでその生成を防止します。
またこの除菌により配管、浴槽、循環系などがきれいになり、除菌効果も上がります。
基本洗浄(モルキラーMZの500ppm洗浄)をした後に行い、営業中も行うことができ、できるだけ除菌時間を長く取るほうが効果的で、その後に特に排水の必要はありませんが、換水日にあわせ当日の朝より行う施設もあります。
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レジオネラ菌対策でお困りの方はお気軽にご相談ください。
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