レジオネラは、呼吸器系感染症の起因菌ですが、自然界にも普通に生息しています。 |
アルカリ性の強い温泉(PH8.8)を利用し、介護施設向けプールに使いたいが、折角の温泉を塩素漬けにして |
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TEL 047-446-8351 |
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レジオネラ属菌は土壌、空調用冷却塔水、浴槽水等の人工的水環境に生息する環境細菌で、本菌を意図的に接種しなくても、その汚染、増殖が認められ、レジオネラの侵入を防ぐことは困難と思われます。 |
他の細菌に比べて高温環境(50~55℃)にも生息でき、塩素耐性を示す。さらに宿主アメーバがレジオネラを環境変化や薬剤等の作用から保護していると思われるため、レジオネラ属菌の増殖を抑制するには、アメーバを除去することが必要となります。 |
濾過器内はレジオネラ増殖の主な温床となっています。完全換水をしても循環水が濾過器内を通過するごとに浴槽水中に本菌が拡散され、濾過器内には高濃度アメーバ汚染の定着がみられます。 |
本菌は低栄養状態などの環境に置かれるとVNC |
単なる換水のみではレジオネラの除菌に結びつかず、薬剤処理による濾過器内及び循環系統全体に対する根本的な洗浄、除菌、特にバイオフイルムを除去する必要があります。 |
レジオネラ属菌は目に見えないが何処にでも、常に、生息しています。 |
レジオネラ対策の第一は循環系統全体(掛け流し式であれば貯湯槽から浴槽までの配管)の定期的(週一回) |
対策の第二は浴槽水中における本菌の効果的な除菌方法の確立です。温泉であれば泉質、又施設ごとにシステムが異なる為、それぞれの施設にあった除菌方法を確立することが大事ではないかと考えます。 |
対策の第三が検査で、定期的な検査を行いつつ、必要とあれば自主的に随時行いながら問題点を解決することが求めれます。 |
NPO法人 環境微生物災害対策協会 〒289-1124千葉県八街市山田台136番地 TEL 043-440-9206