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安全衛生対策の現状

安全衛生対策の現状

安全衛生対策でお困りではありませんか?

うちの施設で感染者が出たらどうしよう…
急いで除菌しなければ…
ご自分で配管洗浄ができる「モルキラーMZ」は
コストや即効性などにより安全で安心な施設に改善します。

レジオネラ

レジオネラ

レジオネラは、呼吸器系感染症の起因菌ですが、自然界にも普通に生息しています。
水中では、藻類や原生動物などと共生関係にあって、これらの代謝産物を栄養源にして増殖すると言われています。
特に冷却塔の冷却水中には偏在的に多数生息していますが、この理由として、

  1. 循環冷却方式のために冷却水の補給水が少ないこと
  2. 空気中からの塵埃などを取り込んで濃縮され、水質が低下
  3. これにともなって細菌や藻類、原生動物などの増殖を促している

この3点が考えられます。

アルカリ泉(pH8.8)のプールに対する除菌方法

アルカリ性の強い温泉(pH8.8)を利用し、介護施設向けプールに使いたいが、せっかくの温泉を塩素漬けにして利用したくない、だけど保健所からは単に残留塩素濃度を測定するように言われているけど、「モルキラーMZ」では塩素ではないのでどうしたらよいか。というお問い合わせに対し適切な衛生措置によって認められていますが、非塩素系の除菌剤で菌が検出されないように効果が検証されていて、いわゆる適宜レジオネラ菌検査を行うことによって、適切な衛生措置となれば認められるはずです。
「モルキラーMZ」と塩素剤は併用すれば、相乗効果がでます。

pH値 HOCI(%)
6.00 96.9
6.25 94.7
6.50 90.9
6.75 84.9
7.00 76.0
7.25 64.0
7.50 50.0
7.75 36.0
8.00 24.0
8.25 15.1
8.50 9.1
8.75 5.3
9.00 3.1
9.25 1.7
9.50 1.0
9.75 0.6
10.00 0.3

上記の表のように、アルカリ性の温泉水では塩素系薬剤の効果が低下しますので、塩素を注入しているからといって過信するのは危険です。また、水道水などを使用している場合においても塩素系薬剤を多用しすぎるとアルカリ性に傾くので除菌効果は低下します。

厚生労働省 レジオネラ症防止対策マニュアルより

レジオネラ対策の現状

1.レジオネラ属菌の生態

レジオネラ属菌は土壌、空調用冷却塔水、浴槽水などの人工的水環境に生息する環境細菌で、本菌を意図的に接種しなくても、その汚染、増殖が認められ、レジオネラの侵入を防ぐことは困難と思われます。

2.宿主アメーバ

他の細菌に比べて高温環境(50~55℃)にも生息でき、塩素耐性を示す。さらに宿主アメーバがレジオネラを環境変化や薬剤などの作用から保護していると思われるため、レジオネラ属菌の増殖を抑制するには、アメーバを除去することが必要となります。

3.ろ過器内は温床

ろ過器内はレジオネラ増殖の主な温床となっています。完全換水をしても循環水がろ過器内を通過するごとに浴槽水中に本菌が拡散され、ろ過器内には高濃度アメーバ汚染の定着がみられます。

4.VNC菌(培養不能菌)

本菌は低栄養状態などの環境に置かれるとVNC(viable but non-culturable)状態に陥り、培養不能菌となる。しかしアメーバと共存すればVNC状態から復帰し感染を引き起こします。
培養では検出されないVNC菌が増殖することになります。

5.バイオフィルム除去

単なる換水のみではレジオネラの除菌に結びつかず、薬剤処理によるろ過器内および循環系統全体に対する根本的な洗浄、除菌、特にバイオフィルムを除去する必要があります。

6.常在菌

レジオネラ属菌は目に見えないが何処にでも、常に、生息しています。
各施設の管理者は常に本菌の侵入、汚染の危険性を前提にその対策を立てることが肝要です。

7.配管洗浄

レジオネラ対策の第一は循環系統全体(掛け流し式であれば貯湯槽から浴槽までの配管)の定期的(週一回)な配管洗浄が必要です。
4~7日で生成されるバイオフィルムを除去するためです。

8.除菌方法の確立

対策の第二は浴槽水中における本菌の効果的な除菌方法の確立です。温泉であれば泉質、また施設ごとにシステムが異なるため、それぞれの施設にあった除菌方法を確立することが大事ではないかと考えます。

9.検査

対策の第三が検査で、定期的な検査を行いつつ、必要とあれば自主的に随時行いながら問題点を解決することが求められます。

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