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レジオネラ菌情報2

レジオネラ属菌【研究の背景】

レジオネラ症はレジオネラ属菌の感染によって引き起こされる呼吸器感染症です。
日本国内では温 泉施設等での感染事例が一般的ですが、原因菌はもともと土壌や水環境に広く普遍的に存在してお り、そうした自然環境中では原生生物のアメーバを宿主として大量増殖していると考えられていま す。

しかし、他の原生生物が宿主となる可能性、原生生物内で共生あるいは大量増殖するしくみ、そ して原生生物の細胞から外界に放出されるしくみについてはわかっていません。

そこで本研究グループでは、ゾウリムシを用いた実験を行うことで、レジオネラ(Legionella pneumophila)の原生生物共生メカニズムの解明を試みました。

 レジオネラの感染経路
【研究結果】
① 原生生物宿主として世界で初めてゾウリムシを用いた実験系を構築し、これを用いることで、レジ オネラとゾウリムシの間には共生関係が成立し、ゾウリムシがレジオネラの自然宿主になり得ること を明らかにしました。

 図2 ゾウリムシ内で共生するレジオネラ(レジオネラは GFP により緑色に発光)

 ② ゾウリムシ内で共生するレジオネラは細胞内に取り込まれた後に、正常なゾウリムシの食胞とは異 なる『共生胞』を作り、その内部で維持されていることがわかりました。 100µm

③ レジオネラは、LefA(Legionella endosymbiosis-modulating factor A)の働きにより、共生に不都 合が生じた場合には共生胞内で爆発的に増殖し、宿主であるゾウリムシを破壊して再び環境中に飛び 出します。
このことは、レジオネラが環境中において最適な生存環境に移行するシステムを持つこと を示唆しています。

  環境中におけるレジオネラとゾウリムシの関係
【まとめと今後の展開】 本研究の結果より、自然環境中においてレジオネラはその生存戦略としての原生生物宿主の選択を行 っていることが考えられます。
こうした原生生物との共生メカニズムが明らかになっていくことは、レ ジオネラの生態解明に大きく貢献するだけではなく、今後の研究の進展により環境中のレジオネラの拡 散防止法の開発に繋がることが期待されます。

【原著論文情報】 Kenta Watanabe, Ryo Nakao, Masahiro Fujishima, Masato Tachibana, Takashi Shimizu, Masahisa Watarai. Ciliate Paramecium is a natural reservoir of Legionella pneumophila. Scientific Reports, 6: 24322. DOI: 10.1038/srep24322.

*本研究は、文部科学省特別経費「細胞内共生成立の分子機構の解明と新機能細胞の創成」および文部 科学省・科学研究費補助金制度の支援を受けて行ったものです。

【補足・用語説明】
 1)レジオネラ症 レジオネラ症は、レジオネラ・ニューモフィラ(Legionella pneumophila)を代表とするレジオネラ 属菌による細菌感染症である。
急激に重症になって、死亡する場合もあるレジオネラ肺炎と、数日で自 然に治る場合が多いポンティアック熱に分けられる。
レジオネラ肺炎は、乳幼児や高齢者、病人など抵 抗力が低下している人や、健康な人でも疲労などで体力が低下している場合に発病しやすいと言われて いる。

 2)原生生物 真核生物のうち、菌界、植物界および動物界にも属さない生物の総称。ゾウリムシ、アメーバ、粘菌、 褐藻類、紅藻類などが含まれる。水中や水を含む土壌中に生息している。

3)ゾウリムシ 草履(ぞうり)のような形に見える単細胞の繊毛虫で、ゾウリムシ属には 46 種が知られている。和 名がゾウリムシはその一種で、学名は Paramecium caudatum という。水田や沼や池など淡水の止水域 に分布する。
細胞表面の繊毛により遊泳するため、単細胞生物としては移動力が大きいことが知られて いる(時速約 7m)。

 4)共生胞 ゾウリムシは消化管を持たないため、食胞とよばれる小胞を形成して、外部から食物を取り込む。食 胞はリソソームと融合して消化が行われる。レジオネラを取り込んだ食胞はリソソームとの融合が阻害 され、消化を回避している。
このように微生物が増殖できる特殊な小胞は共生胞(シンビオソーム)と 呼ばれている。
 

韓国ソウル 総合病院からもレジオネラ菌が検出、即レジオネラ菌対策を実施

大衆浴場だけでなく総合病院からもレジオネラ菌が検出
ソウル市は今年4月から6月にかけて、大型ビルや公衆浴場、サウナ、総合病院の冷却 塔水など284カ所の
衛生状態を点検、検査対象となった公衆浴場59カ所のうち24カ所 の水道の蛇口やシャワーなどからレジオネラ菌が発見された。総合病院55カ所中8。病院では即時レジオネラ菌対策を実施した。
blog.livedoor.jp/rakukan/archives/4249669.html

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新潟県:報道資料:障害者リハビリテーションセンターでのレジオネラ菌

新潟県:報道資料:障害者リハビリテーションセンターでのレジオネラ菌
新潟県障害者リハビリテーションセンターにおいて、浴室でレジオネラ菌が検出され たため、浴室の使用を自粛しました。を実施し、レジオネラ菌が 検出されなくなった後に利用再開します。
www.pref.niigata.lg.jp/shougaifukushi/1342472544713.html

 入浴施設のレジオネラ菌除菌と清掃

【韓国】ソウルの公衆浴場の約半数にレジオネラ菌 呼吸器

【韓国】ソウルの公衆浴場の約半数にレジオネラ菌 呼吸器 - 2ちゃんねる
ソウル市内の大型公衆浴場では2カ所に1カ所の割合で、呼吸器疾患を引き起こす恐れ があるレジオネラ 菌が検出されたことが分かった。レジオネラ菌に感染すると呼吸器 疾患であるレジオネラ症を発症する可能 性がある。この病気は早期に治療すれば完治
awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1342755460/

 

静岡県掛川市 たまり~な温浴施設の営業休止

静岡県掛川市 たまり~な温浴施設の営業休止について
22世紀の丘公園「たまり~な」の男子浴槽水から微量のレジオネラ属菌が検出されまし たので、
滅菌除菌(レジオネラ菌対策)を行い無菌状態が確認できるまでの間、お風呂の営業を休止いたし ます。
なお、お風呂以外の施設は通常どおりご利用いただけます。
www.city.kakegawa.shizuoka.jp/life/eigyoteisi.html

 

レジオネラ レファレンスセンター報告

レジオネラ レファレンスセンター報告
レジオネラ. レファレンスセンター報告. 国立感染症研究所. 細菌第一部. 神奈川県衛生 研究所. 微生物部. 神戸市環境科学保健研究所. 微生物部. 仙台市衛生研究所. 微生物 課. 宮崎県衛生環境研究所. 微生物部. 富山県衛生研究所. 細菌部. 岡山県環境保健
www.nih.go.jp/niid/images/lab-manual/.../2_legionella.pdf

 

合志市温泉施設でレジオネラ菌

合志市温泉施設でレジオネラ菌

合志市の温泉施設「ユーパレス弁天」を利用した60歳代の男性がレジオネラ菌に感染し、保健所が検査を行ったところ、施設の一部から基準値を超える菌が検出され今月下旬までは営業を停止することにしました。
菊池保健所によりますと先月27日、合志市の温泉施設「ユーパレス弁天」を利用したという60歳代の男性が、発熱や肺炎などの症状で入院し、病院が検査を行ったところレジオネラ菌の感染がわかったということです。
このため、保健所が温泉施設のうち浴槽や給水口などの10か所で検査を行ったところ、源泉と打たせ湯の2か所から基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたということです。
レジオネラ菌は2日から10日の潜伏期間をもち、感染すると、発熱やせき、それに呼吸困難などを起こすことがありますが男性の症状は回復に向かっているということです。

合志市は、施設のを行うため温泉施設の営業を先月28日から停止していて少なくとも今月20日ごろまで営業を見合わせる方針だということです。

 御意見提案書

温浴施設「深大寺温泉ゆかり」でレジオネラ属菌が検出

東京都調布市の温浴施設「深大寺温泉ゆかり」でレジオネラ属菌が検出され、休館している。
5/18,19日を臨時休館にして、洗浄・除菌・再検査を行ったが、レジオネラ属菌が再び検出されたため、6月6,7日に再び配管洗浄を行っている。

 

絆 重症化しやすいレジオネラ症 男性高齢者は要注意!
レジオネラ症. 今週、レジオネラ症が 2 件報告されま. した。県内での患者報告数は、 近年、約. 20 件程度で推移しています。月別では、. 8 月をピークに る「レジオネラ 肺炎」と、数日で自然に治る「ポンティアック熱」の 2 種類の病型に分類され. ます。 ほとんどの
www.pref.toyama.jp/branches/1279/kansen/.../kansen1222.pdf

 

温浴施設稼働再開に関するご案内 - アスリエ

温浴施設稼働再開に関するご案内

当社が定期的かつ自主的に実施しております水質検査の結果、複数の温浴施設から規定を上回るレジオネラ属菌が検出されたことを受けまして、保健所への届出、該当施設(男女浴槽、レイバス、スパ内ジャクジー、屋外ジャクジー)の稼働停止を実施させていただきましたことは、5月21日以降アスリエ与野館内及び、当社ホームページにてご案内をしてまいりました通りでございます。

この度、保健所による行政検査及び再度の自主検査の結果、レジオネラ属菌の検出は無く安全であることが確認できましたので、5月29日(火)15時30分頃、該当施設の稼働を再開いたしました。

ここに謹んでご報告申し上げます。

 皆様には、大変なご心配とご不便をおかけいたしましことを、心からお詫び申し上げます。

また今後は、お客様に安全かつ安心して施設をご利用いただけますよう、細心の注意をもって再発防止に努めてまいる所存です。

 

歯科手術装置の汚染によるレジオネラ肺炎で82歳の女性が死亡

歯科手術装置の汚染によるレジオネラ肺炎で82歳の女性が死亡
イタリアでの症例報告
〔ロンドン〕イタリア国立衛生研究所(ローマ)のMaria L. Ricci博士らは,直前に受けた歯科手術の際,歯科用装置がレジオネラに汚染されていたため,レジオネラ肺炎を発症し,死亡した82歳の女性症例をLancet(2012; 379: 684)に発表。同様の症例が発生しないよう,歯科手術の際に取るべき感染防御措置を多数提案している。

 

海津市、レジオネラ属菌の発生で、道の駅「月見の里南濃」

海津市は二十二日、レジオネラ属菌の発生で、道の駅「月見の里南濃」(同市南濃町羽沢)の足湯の運営を休止、南濃温泉「水晶の湯」(同所)の営業を自粛していると発表した。

 市によると、西濃保健所から今月二日、レジオネラ菌による肺炎を発症した患者が利用した施設の中に「月見の里南濃」の足湯が入っていたと連絡があり、三日に運営を休止。保健所の検査で、足湯と、足湯の源泉運搬用タンクからレジオネラ属菌を検出した。

 さらに足湯と源泉が同じ「水晶の湯」の源泉と浴槽の水質検査をした結果、基準値を大きく上回る菌が検出される可能性が高いと連絡があり、保健所の要請で十九日から営業を自粛した。二十一日には保健所から、二つの浴槽から基準値の三十九倍と七十倍のレジオネラ属菌が検出されたと報告があった。

 これまで健康被害の報告は寄せられていない。市商工観光課の石原義雄課長は「衛生管理を徹底し、安全が確認されるまで営業を再開しない」と話した。

 レジオネラ菌

横浜市金沢地区センターにおけるレジオネラ属菌の検出

横浜市金沢地区センターにおけるレジオネラ属菌の検出に伴う給湯設備の使用中止について
平成24年4月25日、横浜市金沢地区センターの指定管理者から金沢区福祉保健センターへ提出された「平成23年度特定建築物年間管理実施報告書」により、同地区センターに おいて平成23年8月に実施された館内設備の水質検査で、給湯設備からレジオネラ属菌が検出されていたことが判明しました。

このことを受け、同日直ちに、金沢区福祉保健センターにより給湯設備の使用中止が指導され、給湯設備の使用を中止しました。さらに同日、金沢福祉保健センターによる立 入調査が行われ、除菌の実施、再検査結果による安全確認、及び再発防止策の策定・提出が完了するまでの間、給湯設備の使用中止が指導されたため、給湯設備の除菌を実施し、現在横浜市衛生研究所に検査を依頼しています。

 

レジオネラ菌:川棚温泉元湯ぴーすふる青竜泉の男湯から検出、1人発症 /山口

下関市は18日、豊浦町の「川棚温泉元湯ぴーすふる青竜泉」の男湯から基準を上回るレジオネラ菌を検出したと発表した。同施設を利用した60代の男性1人がレジオネラ症を発症したが、快方に向かっているという。同施設は17日から営業を自粛している。

 市生活衛生課によると、今月9日までに同施設を利用した男性が発熱などのレジオネラ症を発症。このため、11日に下関保健所が立ち入り調査したところ、男湯の内湯と露天風呂の浴槽水から基準の4〜7倍のレジオネラ菌を検出したという。

 既に浴槽の清掃、除菌を済ませており、菌が基準を下回れば、週明けにも営業再開を認めるという。

 

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レジオネラのはなし
近年、新聞やテレビなどでレジオネラ症という病気が話題となっています。

この病気を引き起こす原因菌は、レジオネラ属菌というもので、冷却塔や循環式浴槽、加湿器などの設備の維持管理が不適切な場合、この中でレジオネラ属菌が繁殖し、その飛まつが人の呼吸器系に入り病気を引き起こすものです。

ここ数年、循環式浴槽や加湿器などを感染源とするレジオネラ肺炎での死亡例が報告されており、このような設備における衛生的な維持管理が一層求められているところです。

 冷却塔からレジオネラ属菌が検出されています。

もしかしたら、レジオネラ菌対策でお悩みではありませんか?

 

レジオネラ発生、報告怠る 串間温泉いこいの里
2012年04月06日
 串間市は6日、同市本城の串間温泉いこいの里で昨年9月と12月に国の基準の2~16倍のレジオネラ菌が検出されていたことが判明したため、同日から当分の間休館すると発表した。

 施設を運営する指定管理者・MKホールディング(齊藤美紀子社長)は保健所や市への報告を怠っていた。市は施設洗浄や原因究明を指示。今のところ健康被害の報告はないという。

 市商工観光スポーツランド推進課などによると、施設が自主的に行っている半年に一度の検査で昨年9月29日にコテージと湯ったり館のタンク、12月5日にヒノキ風呂の浴槽の計3カ所で菌が見つかった。2つのタンクは洗浄し1週間後の検査で陰性に。ヒノキ風呂は菌検出後、使用を控えているという。

(詳細は7日付朝刊、または携帯サイトで)

【写真】昨年9月と12月のレジオネラ菌検出が判明し、休館となった串間温泉=6日午前、串間市本城

 

静岡市は27日、市北部勤労者福祉センター(葵区本通7)の男子浴槽からレジオネラ菌が検出

静岡市は27日、市北部勤労者福祉センター(葵区本通7)の男子浴槽から基準値と同じ値のレジオネラ菌が検出されたと発表した。今のところ体調不良を訴える人はいないが、安全が確認されるまで、男女両浴槽とシャワー室の利用を中止する。

 

土浦市、ふれあいセンター「ながみね」でレジオネラ属菌の検出

ふれあいセンター「ながみね」におけるレジオネラ属菌の検出について (2012年3月18日掲載)
 平成24年2月28日に実施した水質検査の結果,ふれあいセンター「ながみね」の15Mプールよりレジオネラ属菌が検出されました。

  ※検査結果:10CFU/100ml

 つきましては,除菌・清掃・水質の再検査を実施し,レジオネラ属菌の不検出が確認できるまで,運動プールのご利用を中止させていただきます。

 男女浴槽については,レジオネラ属菌は検出されておりませんので,通常どおりご利用いただけます。

 

阿蘇市、一の宮温泉センターの女湯、レジオネラ菌が検出

阿蘇市は5日、市一の宮温泉センターの女湯浴槽から基準値を上回る量のレジオネラ菌が検出されたと発表した。検出が分かった同日午後2時から営業を休止した。
 同課によると、年2回の定期検査のため、2月22日の営業終了後に男湯と女湯の湯を採って熊本市内の検査機関に依頼。5日に菌検出の連絡があった。貯湯槽や配管、浴槽などの除菌が不十分だった可能性があるという。原因を調べて21日に営業再開する予定。

 

平泉町の温泉施設からレジオネラ菌検出 /岩手

ニュースBOX:平泉町の温泉施設からレジオネラ菌検出 /岩手
 平泉町は1日、温泉施設「悠久の湯」で、女湯の源泉水からレジオネラ菌が検出されたと発表した。100ミリリットル当たり10群落の基準値に対し同20群落を検出。一関保健所は施設の清掃・洗浄を求め、再検査で安全が確認されるまで営業を自粛するよう指導した。再開まで1週間程度かかる見込みだという。

 

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黒石市落合共同浴場の男子浴槽から、基準値(10CFU/100ml未満)を上回るレジオネラ属菌(25CFU/100ml)が確認されましたので、当分の間、休業することになりました。
 今後は、原因調査を行い、最終的には水質の再検査の結果が基準値を下回り、安全が確認された時点で再開する予定です。

 

黒石市落合共同浴場のレジオネラ菌が確認され、休業について

黒石市落合共同浴場のレジオネラ菌が確認され、休業について  
黒石市落合共同浴場の男子浴槽から、基準値(10CFU/100ml未満)を上回るレジオネラ属菌(25CFU/100ml)が確認されましたので、当分の間、休業することになりました。
 今後は、原因調査を行い、最終的には水質の再検査の結果が基準値を下回り、安全が確認された時点で再開する予定です。

 

周南市、湯野温泉,国民宿舎「湯野荘」で、打たせ湯からレジオネラ菌

ニュースファイル:レジオネラ菌検出 /山口
 周南市は6日、同市湯野の湯野温泉にある国民宿舎「湯野荘」で、水道水を使った女性浴場の打たせ湯の水からレジオネラ菌が検出されたと発表した。菌の量は不明で、7、8日は同施設の営業を休止し、菌が検出されなかった施設内の他の5カ所の水質も調査する。現在のところ、体調不良などを訴える利用者はいないという。

 

ラスベガスでカジノホテル「ルクソール」に宿泊し、レジオネラ病に感染、死亡。

昨年12月、MGMリゾーツ・インターナショナル社がラスベガスで運営するカジノホテル「ルクソール」に宿泊し、同月にレジオネラ病に感染した者がこのほど、死亡した。昨年春以降、同じく「ルクソール」に泊ってその後レジオネラ病にかかった他の者は2名が現れたが、どちらも死亡に至らなかった。※レジオネラ病は、肺炎等、呼吸器疾患を引き起こす病気である。

 

新潟市西蒲区の老人福祉センターの浴槽からレジオネラ菌検出

新潟市西蒲区は26日、同区川崎の老人福祉センター「いこいの家西川荘」の浴槽からレジオネラ菌が検出されたと発表した。健康被害の報告はない。

 西蒲区によると、17日に行った年1回の水質検査で、男湯から基準値を超えるレジオネラ菌が確認された。区では、除菌などを終え、安全が確保されるまで浴場の使用を中止する。再開までに2、3週間程度かかる見込み。

 

米子の日帰り温泉でレジオネラ症発症 25日まで営業停止 鳥取

2012.1.22 02:04
 鳥取県西部総合事務所は21日、米子市新開の温泉施設「皆生・日帰り温泉オーシャン」の利用者がレジオネラ症を発症したとして、公衆浴場法に基づき25日まで営業停止にした。同施設は19日から営業を自粛している。
 同事務所によると、今月8日、管内の医療機関から同事務所福祉保健局に、70歳代の男性がレジオネラ症を発症したという届け出があった。同事務所生活環境局が調査し、男性と施設の浴槽から遺伝子型が一致したレジオネラ属菌の検体が確認された。
 男性は入院しているが、快方に向かっているという。

 

静岡市清水西里温泉浴場「やませみの湯」の岩風呂からレジオネラ属菌が検出

11月30日に静岡市保健所が実施した水質検査の結果、12月12日(月)に静岡市清水西里温泉浴場「やませみの湯」の岩風呂からレジオネラ属菌が検出されたとの通知がありました。
 12日は休館日であったため、通知を受理後、直ちに保健所の改善指導に基づき、浴槽、配管及び貯湯槽について、除菌、清掃を実施いたしました。
 本日以降、通常どおり「やませみの湯」は営業しております。
ご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんが、衛生管理を徹底するよう指導してまいりますので、今後ともご利用お願いいたします。



静岡市 経済局 農林水産部 中山間地振興課

 

モルキラーMZ

 

弘前市は28日、市岩木保健福祉センターの男女それぞれの浴槽で基準値を超えるレジオネラ菌を検出したため、当分の間、浴室を臨時休業すると発表した。 市健康推進課によると、県条例に基づく定期水質検査を12日に実施。26日に判明した検査結果によると、男子浴槽から100ミリリットル当たり60個、女子浴槽から同160個と、基準の同10個未満を上回るレジオネラ菌を検出したため、同日から直ちに休業措置を取った。 同浴室は市社会福祉協議会のデイサービス事業に登録している高齢者約60人が利用している。

 

群馬県、みなかみ町の温泉旅館「別亭やえ野」の浴場で、レジオネラ菌が検出。男性がレジオネラ肺炎、死亡

群馬県は25日、みなかみ町の温泉旅館「別亭やえ野」の浴場で、公衆浴場で定められた国の指針の1800倍のレジオネラ菌が検出されたと発表した。宿泊した大阪府の60代男性がレジオネラ肺炎に感染した後、死亡しており、県は同日から4日間の営業停止処分とした。
 県によると、男性は10月18日、同旅館に1泊。26日に発熱やせきを発症し、28日に大阪府内の病院に入院。レジオネラ肺炎と診断され、今月6日に病院で死亡した。死因との関係は不明としている。

 

大館市、雪沢の市立老人福祉センター「四十八滝」の浴場から、レジオネラ菌

大館市は18日、同市雪沢の市立老人福祉センター「四十八滝」の浴場から、国の基準を超えるレジオネラ菌が検出されたと発表した。同センターは14日から補修工事のため臨時休業中で、市は今後も当面、営業を休止する。これまで利用者から健康被害は寄せられていない。

 市によると、先月27日に行った水質検査で男子浴場の浴槽から基準値の7倍、女子浴場の浴槽から4倍の菌が検出された。来週中に浴槽と配管などの洗浄、除菌を行い、再検査で菌が検出されなければ営業を再開する。

 同市では、11日にも温泉付き市民集会所「ハチ公荘」の浴場から基準を超すレジオネラ菌が検出され、臨時休業している。

 

レジオネラ属菌が棲息しにくい温泉と増殖しやすい温泉(風呂)

レジオネラ属菌は、六〇度以上の高温や酸性には弱い。したがって、東北地方や九州中・南部の湯治場に多い酸性泉の源泉湯船は安心だ。ナトリウム濃度の高い温泉の源泉湯船にも棲息しにくいという。六〇度以上の高温の源泉が直接湯口から注がれていたり、いったん六〇度以上に浴用加熱した湯が常時補給されている湯船なら問題ない。それに源泉掛け流し湯船や、毎日すみずみまで清掃を怠らない浴槽であれば、レジオネラ属菌が寄生繁殖しやすいぬめりが付着しにくいため、安心度は増す。

この点から循環湯の問題に戻ると、とくにろ過循環湯はレジオネラ属菌の増殖に好都合で、レジオネラ症の発症を助長する要因を以下のとおり抱えている。
◆湯温調整装置によって四二度前後を適温と定め、レジオネラ属菌にとって好ましい温水環境が常に保たれていること。
◆一つの閉鎖的なシステム経路を温水が循環しているため、浴槽内だけでなく貯湯槽や給湯タンク、配管、ろ過装置などにぬめりが付着して、レジオネラ属菌が寄生増殖する場所を増やしていること。
◆ろ過装置が湯をいつも「きれい」にしてくれていると思いこんで、清掃管理を怠る大型施設が行政サイドからも放置されてきたこと。
それでは、レジオネラ属菌対策はこれまでどうなっていたのだろうか。こうした衛生管理面になると、監督官庁は環境省ではなくて厚生労働省になる。同省では、循環式浴槽は、「適切な維持管理をしなければ、一般的に抵抗力の弱い者等に対してレジオネラ症の感染源となるおそれがある」と明言している。

 

群馬県佐野市のスーパー銭湯のレジオネラ感染症損賠訴訟:3493万円支払い命令

◇レジオネラ菌で呼吸器障害--地裁判決 前橋市天川大島町のスーパー銭湯「華の湯前橋店」(09年5月閉鎖)の浴槽水を吸い込んでレジオネラ菌に感染し、呼吸器機能障害が残ったとして前橋市の男性(68)が、銭湯運営会社「中道不動産」(大阪市都島区)に約5518万円の損害賠償を求めた訴訟で、前橋地裁(内藤正之裁判長)は16日、同社に約3493万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
 判決によると、男性は08年2月、同銭湯を利用して重症のレジオネラ肺炎を発症。その後、肺気腫などと診断されて呼吸器機能障害が残り、身体障害者1級の認定を受けた。同銭湯の循環式浴槽では県条例に違反し、ろ過器に湯が入る前に塩素除菌や毛髪除去をしておらず、安全確保義務に違反していたと認定した。
 同社は「判決文が手元に届いておらずコメントできない。控訴するかは弁護士と話し合って決める」としている。

 

レジオネラ菌を検出、大館「ハチ公荘」の浴場

レジオネラ菌を検出、大館「ハチ公荘」の浴場 当面の間、営業休止
 大館市は11日、同市二井田の温泉付き市民集会所「ハチ公荘」の浴場から、国の基準を超えるレジオネラ菌が検出されたと発表した。市は10日から当面の間、営業を休止する。これまで利用者からの健康被害は寄せられていない。

 市によると、先月27日に行った水質検査の結果が9日に判明。浴槽に入る前の元湯から基準値の24〜190倍、男子浴場の浴槽から2倍の菌が検出された。

 市は14日から配管の洗浄とろ過器のろ材交換、除菌薬の追加投入などを行う。再検査で菌が検出されなければ営業を再開するとしている。

 

レジオネラ症:肺炎で盛岡の男性が死亡 /岩手

レジオネラ症:肺炎で盛岡の男性が死亡 /岩手
盛岡市は26日、市内に住む70代の男性がレジオネラ症による肺炎で死亡したと発表した。県内でレジオネラ症による死者は今年4人目。
 市保健所によると、男性は9月11日、呼吸困難などを訴え医療機関を受診。入院し治療を受けたが、9月23日に死亡した。家族らにレジオネラ症の症状は見られず、感染元は特定できなかった。

 

レジオネラ属菌をプールから検出/静岡・葵区の健康施設

静岡市は28日、同市葵区の市ふれあい健康増進館「ゆらら」のプール施設からレジオネラ属菌を検出した、と発表した。健康被害は報告されていない。安全が確認されるまで全館の使用を停止している。

 市保健所が今月22日、立ち入り検査を実施し、館内の1周100メートルの温水プールから菌が検出された。今後、除菌や清掃、水抜きを行い、再度水質検査をする。結果が出るまでに約2週間かかるという。

 レジオネラ属菌を吸い込んで、抵抗力のないお年寄りなどが肺炎や高熱を発症して死亡するケースもあるため、市保健所は「体調を崩したら病院で診察を」と呼び掛けている。

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レジオネラ症:肺炎で盛岡の男性が死亡 /岩手

レジオネラ症:肺炎で盛岡の男性が死亡 /岩手  

レジオネラ症:肺炎で盛岡の男性が死亡 /岩手 [レジオネラ感染症 発症速報]
毎日新聞岩手版 2011年9月27日より、

盛岡市は26日、市内に住む70代の男性がレジオネラ症による肺炎で死亡したと発表した。県内でレジオネラ症による死者は今年4人目。 市保健所によると、男性は9月11日、呼吸困難などを訴え医療機関を受診。入院し治療を受けたが、9月23日に死亡した。家族らにレジオネラ症の症状は見られず、感染元は特定できなかった。

 

横浜のスポーツ施設で、8人がレジオネラ菌で集団感染

神奈川横浜市保健所に20日までに入った連絡によると、戸塚区の会員制スポーツ施設「ハワイアンフィットネス&スパ レアレア東戸塚店」の利用者で少なくとも8人がレジオネラ菌に感染し、肺炎などになっていたことが分かった。
同施設は16日夜から全面的に営業を自粛している。
市保健所は13日、医師から感染患者の届け出を受けて同施設を立ち入り調査。その後、浴槽水からレジオネラ菌が確認されたという。
保健所によると、感染者は今のところ50~70歳代の男女8人。6人が肺炎などで入院中で、重症者はいないという。いずれも8月下旬から9月上旬までに利用していた。同施設は会員約3600人に連絡を取り、体調確認などを行っている。

 

鶴ケ島の「逆木荘」レジオネラ菌基準値以下 31日から利用再開

浴槽から基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたため、利用を中止していた鶴ケ島市老人福祉センター「逆木荘」の浴室について、鶴ケ島市は7/30日、「再検査の結果、正常値であることが確認された」として、31日から利用を再開する、と発表した。

 市は今月11日に実施した定期検査で、同施設の浴室から県公衆浴場法施行細則で定められたレジオネラ菌の基準値(100ミリリットル中10個未満)の16倍に当たる100ミリリットル中160個が検出されたため、今月20日から浴室の利用を中止していた。

 20日に浴槽周辺を薬品洗浄、22日に再検査を実施したところ、基準値以下の数値が出た。

 同施設は市シルバー人材センターが指定管理者として運営。社団法人「県環境検査研究協会」が2月と8月の年2回、定期検査を実施している。

 これまでに、2002年8月と06年3月、10年2月の計3回、基準値以上のレジオネラ菌が検出されている。

 

豊田市、レジオネラ菌が検出された「温浴施設じゅわじゅわ」営業再開

豊田市は5日、レジオネラ菌が検出されたため7月23日から入浴施設とクアハウスの営業を中止している同市本新町の「温浴施設じゅわじゅわ」の営業を、8日に再開すると発表した。
 6月14日の自主点検で浴槽からレジオネラ菌が検出されたが、営業を継続し、市保健所の指導で営業を中止。その後、配管やろ過器の洗浄、除菌などを実施し、レジオネラ菌は検出されなくなった。健康への被害はなかったという。

 

静岡市福祉センター内にある温浴施設の女子ジェットバスから、レジオネラ属菌が検出

ジェットバスの使用を中止
 静岡市商業労政課は28日、市東部勤労者福祉センター(清水区島崎町)内にある温浴施設の女子ジェットバスから、レジオネラ属菌が検出されたと発表した。市保健所の定期検査で判明した。今のところ、体調不良を訴える人はいないという。
 市保健所が今月20日に水を採取し、28日に検査結果が分かった。女子風呂や女子水風呂も検査したが、異常は無かった。
 市は同日から、男女のジェットバスの使用を中止。除菌した上で再検査を行い、安全を確認した上で使用を再開する。併設の風呂やプールは利用できるという。

 

足湯施設

 

足湯施設の25%からレジオネラ菌 法規制の対象外
 温泉地で人気の足湯を、古畑勝則・麻布大准教授(環境微生物学)が全国125カ所で調べたところ、その4分の1から肺炎などを引き起こすレジオネラ菌が検出された。足湯は公衆浴場法など法規制の対象外。古畑さんは「足を入れるだけで病気になるとは考えにくいが、汚れは望ましくない。足湯の設置者が責任を持って衛生管理すべきだ」と訴えている。

 全国28都道府県の温泉地にある足湯のうち125カ所を2009年から今年までサンプル調査。25%にあたる31カ所からレジオネラ菌を検出した。足湯には衛生管理の基準がないが、銭湯やホテル、旅館の浴場など風呂の水に関する厚生労働省の指針では、レジオネラ菌は検出されてはいけないことになっている。

 125カ所中61カ所では大腸菌群も調べ、11カ所(18%)で1ミリリットルあたり2個以上を検出。最も高い所は120個だった。風呂に関する厚労省指針では、大腸菌群は1ミリリットル中1個以下としている。

 

豊田市温浴施設じゅわじゅわでレジオネラ属菌が検出

豊田市温浴施設じゅわじゅわでレジオネラ属菌が検出されたため、一時施設の利用を中止します
発表日:2011年7月23日
豊田市温浴施設じゅわじゅわ(本新町7-48-6、指定管理者:(株)豊田ほっとかん)において、温泉浴槽の水の自主検査(年6回実施)を行ったところ、レジオネラ属菌が検出されました。本日(7月23日(土))より、当分の間、温泉・クア両施設を中止します。
 
1 検出施設
  豊田市温浴施設じゅわじゅわ 温泉(浴槽)
2 経 緯
  6月14日(火)
  指定管理者が温泉浴槽から採水し、検査機関へ検査を依頼
  7月 9日(土)
  検査機関から指定管理者にレジオネラ属菌検出の電話連絡有
  7月10日(日)
  指定管理者による浴槽内の臨時清掃を実施
  7月22日(金)
  指定管理者から上記経緯について市に報告有
  これを受けた保健所の立入検査の結果、配管等の徹底清掃の指導があったことから、

23日以降の利用を停止して、清掃及び水質検査を実施
3 検査結果
  140CFU/100ml
 【公衆浴場の設置場所の配置及び衛生措置等の基準に関する条例(愛知県条例)】  
  基準:水質基準は、レジオネラ属菌が検出されないこと(10CFU/100ml未満)
4 利用状況
  利用者は、豊田ほっとかん内、有料老人ホーム(入居者66名)
  一般利用者 平日利用人数250人 土日300人
5 対 応
(1)7月23日(土)より、当分の間、温泉・クア両施設を中止します。
   当該施設の利用券(7月分の月間通し券のみ)は、(株)豊田ほっとかん事務所で

一部払い戻しをします。
(2)保健所の指導内容
  ・配管及びろ過器、集毛器等の洗浄
  ・浴槽利用者の健康状態の確認
  ・気泡発生装置を使用しないこと

 

レジオネラ症とその予防対策

レジオネラ症とは?
レジオネラ症は、レジオネラ属菌という細菌が原因で起こる感染症です。これまで、入浴施設で感染した例がたびたび報告されており、中には死亡例もあります。
症状のタイプは2種類あり、それぞれ、「レジオネラ肺炎」と「ポンティアック熱」と呼んでいます。ポンティアック熱は発熱や頭痛、筋肉痛などの症状で、一般的に軽症ですが、問題になるのは「レジオネラ肺炎」です。高熱や呼吸困難、吐き気、意識障害などが出て、急激に重症になり死亡することもあります。
幼児や高齢者、他の病気にかかっているなど、抵抗力の弱い人は感染しやすいので注意が必要です。

人から人へ感染した事例は報告されていません。適切な予防策で、レジオネラ症の発生を防止しましょう。

レジオネラ属菌とは?
自然界では、レジオネラ属菌だけが多量に増えるということはないのですが、人工的な環境--循環式浴槽や建物に設置されている冷却塔、加湿器、貯湯槽が衛生的な維持管理をされていない時などに、こういった設備の中でレジオネラ属菌は繁殖します。これが、レジオネラ症の原因につながっていきます。

レジオネラ属菌はこう増える/レジオネラ症はどうやって起こるのか
冷却塔水、循環式浴槽水など水温20℃以上の人工環境水では、細菌を餌とするアメーバが多数生息しています。レジオネラ属菌は特定の種類のアメーバに寄生し、その細胞内で増殖します。その数は、アメーバ1個体あたり1000個にもなります。


増えに増えたレジオネラ属菌は、やがて宿主であるアメーバを食い殺して、まわりの水中に一斉に放出されます。この水--レジオネラ属菌が含まれた水が、細かい水滴(エアロゾルと言います)となって空気中を舞った時、これを吸い込んで感染します。

循環式浴槽水、シャワー、ホテルのロビーの噴水、洗車、野菜への噴霧水など…「エアロゾル」は、目に見えないほど細かい水滴です。汚染水のエアロゾルの吸入の他、浴槽内で溺れて汚染水を気管に吸い込んだ時などの感染・発病も報告されています。

レジオネラ症の発生を防ぐには
衛生管理が不十分な浴槽の壁面や配管などにつくヌメリは、専門的には生物膜(=バイオフィルム)と呼ばれます。循環式浴槽水や冷却塔、給湯設備などでも、このヌメリには栄養分が豊富で、塩素などの除菌薬や紫外線から保護されるため、微生物の増殖に適した環境なのです。
つまり、このバイオフィルムを発生させないこと。レジオネラ属菌の栄養源を絶って、増殖させないこと。それから、レジオネラ属菌が繁殖している可能性がある水の細かい水滴を人に吸い込ませないこと。この3つが、レジオネラ症を発生させない大原則になります。

バイオフィルムを発生させないよう、また、発生してもすぐに除去できるよう、こまめな掃除。浴槽はもちろん、配管、循環ろ過装置内にも気を配ること
浴槽水の換水、除菌の徹底
循環水はレジオネラ属菌が増殖している可能性があるので、気泡発生装置、ジェット噴射装置、打たせ湯、シャワーなどには使用しないこと

 

温泉で基準128倍レジオネラ菌、男性一時重体

鹿児島県さつま町が所有する温泉施設「健康ふれあいセンターあび〜る館」を利用した同町の60歳代の男性がレジオネラ性肺炎で一時重体となり、県の検査で浴槽から基準値の128倍のレジオネラ菌が検出されたことが分かった。
 県は「因果関係が特定できない」として行政処分を見送り、公表していなかった。
 県によると、男性は6月20日頃に同館を利用。26日に発熱し、28日に入院。29日にレジオネラ性肺炎と診断された。現在は快方に向かっているという。
 病院から届け出を受け、県は今月1日、同館の立ち入り検査を実施。15の浴槽のうち四つから基準値を超えるレジオネラ菌が検出され、うち一つは基準値の128倍だった。

 

浴槽水・温泉(循環式浴槽)における塩素、紫外線、オゾン等の除菌方法

厚生労働省では、設備の洗浄と塩素除菌を強く指導しています。
遊離残留塩素濃度は、通常0.2~0.4mg/Lとし、1.0mg/Lを越えないこととされています。
水道水を原水とした浴場では、次亜塩素酸ナトリウムでの除菌が有効ですが、アンモニア成分と反応してクロラミンを生成することから塩素臭が強くなります。
また、有効塩素が少なくなるため更に塩素を追加することになり、塩素臭も更にきつくなります。
強力な酸化力を持つ現場発生式の二酸化塩素での除菌が注目されています。(現状では都道府県知事の許可が必要)二酸化塩素も残留性があり、配管内やろ過器内の菌にも有効です。
アルカリ性温泉での塩素除菌では、アルカリ性になると急激に除菌力が小さくなります。二酸化塩素は次亜塩素酸ナトリウムよりpH値による除菌効果の変動が少ない。
その他の温泉(成分により対応可能な除菌方法が異なります)、薬湯成分は各温泉によってさまざまです。いちがいにどのような方法がよいかは決まりません。
おおまかに言えば、強酸泉ではレジオネラに関すれば除菌は不要なケースもある。
鉄分・マンガン分が多い泉質では次亜塩素酸ナトリウム、二酸化塩素共に使用できません。(酸化物として沈澱する)
また、透明度が低い場合は紫外線は使えませんし(残留性がないので照射した瞬間のみの有効) オゾンは発生装置、廃オゾン処理装置が大がかりすぎ、温泉や浴場では実用的ではありません。
なお、オゾンを残留させすぎれば強烈な臭気と刺激が発生します。

塩素除菌
遊離残留塩素が0.2~0.4mg/Lとなるよう塩素系薬剤を注入する (注1) 菌の呼吸系酵素を阻害すると言われている
・ 薬剤が入手しやすい
・ 注入、濃度管理方法が確立している
・ 残留効果がある
・ 水道法等で使用を認められている。他の方法で除菌する場合も塩素除菌との併用を推奨されている
・ 水中のアンモニア成分と反応しクロラミンを生成するため塩素臭が発生する
・ アルカリ側で除菌力が著しく低下する(pH7.5で1/2)
・ 貯蔵中に分解しやすい
・ 水中の有機物と反応してトリハロメタンなどの有害物質を発生する
・ 泉質により反応をおこすため使用できない場合がある(反応の程度により他の方法と併用して使用する)

二酸化塩素(現場発生方式)
注入直前に薬剤を反応させ、発生した二酸化塩素ガスを循環ラインに注入する 活性酸素(発生期の酸素)により菌の細胞膜を酸化分解する
・ 塩素除菌の2.6倍の除菌力があり、濃度を低くできる
・ 除菌効果がpH値に大きく左右されないため、アルカリ泉でも有効
・ 水中のアンモニア成分とほとんど反応しないため塩素臭が少ない
・ トリハロメタンなどの有害物質の発生が少ない
・ 反応が早い
・ 反応効率が低い場合、未反応で残る亜塩素酸イオンが有害なため、発生装置に高度な技術が必要
・ 浴場で使いやすい二酸化塩素発生装置が少ない
・ 貯蔵できない
・ 泉質により反応をおこすため使用できない場合がある(反応の程度により他の方法と併用して使用する)

安定化二酸化塩素
(換水時の設備・配管洗浄) 亜塩素酸ナトリウム、酸を混合し、数時間から1日反応させ、浴槽水の換水前に投入、循環させて機器や配管を洗浄する (注2) 活性酸素(発生期の酸素)により菌の細胞膜を酸化分解する
・バイオフィルム(ぬめり)の除去に有効 ・ 薬剤の反応に時間を要する
・ 有毒ガスが発生するため危険
・ 防護服が必要で作業性が悪い
・ 反応効率が低いため有害な亜塩素酸イオンが高濃度で残留する。このため浴槽水に直接注入しないほうがよい
紫外線
波長260nm前後の紫外線を照射する(紫外線ランプ) 菌のDNAを破壊する
・ 反応後に有害な副生成物がない
・ 薬剤の管理が不要
・ 残留性がなく照射した瞬間しか除菌できないため、残留性のある方法との併用が必要
・ 紫外線ランプの寿命が見分けにくい
・ 水中で減衰するため到達距離が短い。透明度が低い水では使用できない
オゾン
オゾンを含んだ気体を水中に吹き込む (注3) 活性酸素(発生期の酸素)により菌の細胞膜を酸化分解する トリハロメタンなどの有害物質を発生しない
・ 反応で残ったオゾンを除去する必要がある。
・ 残留させると刺激臭がある
・ オゾン発生装置、排オゾン処理装置が大がかりで浴場にふさわしくない
・ アルデヒドなどの有害物を発生させることがある
温除菌
70度程度まで温度を上げる 高熱により除菌する 手軽に行える
源泉によってはそのままで除菌効果がある 消費エネルギーが大きい
貯留時の温度低下で、菌の繁殖のおそれがある

 

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塩素臭の無い除菌剤「モルキラーMZ」で日常管理(特徴)
「モルキラーMZ」を毎日浴槽水1T当り10~20ml(10ppm~20ppm)投入します。
1、残留性が高く、 温度や紫外線による劣化がありません。
その為、一度に多数の入がお湯の中に入っても塩素剤の様な劣化(残留塩素濃度の低下)が生じません。
2、塩素臭はしません。
3、塩素剤では出来ないバイオフイルム内部への浸透、剥離効果があります。
4、PH値に左右されません。PHは中性です。アルカリ性の温泉に除菌効果あります。
5、金属腐食性がありません。
6、次亜塩素酸ナトリュウムに比べ、安全性格段に高い。
7、ヒノキ風呂などに適しています。木材を傷めません。
8、塩素剤との併用も支障はありません。
9、藻(藻類)の発生を抑えます。

被災地におけるレジオネラ症について

被災地におけるレジオネラ症について
2011年3月25日現在
国立感染症研究所 細菌第一部・感染症情報センター

 レジオネラ症には、肺炎と一過性の発熱があります。通常は菌を含んだエアロゾル(数μmの水の粒)を吸引することにより発症しますが、溺水した場合にも発症することがあるので、津波に被災後に肺炎になった場合にはレジオネラ症も疑う必要があります。レジオネラ症は湿度と温度の高い7月に多く報告されますが、寒い季節でも環境水や土壌中に、菌数は少なくても生息しています。津波の水には、レジオネラ属菌を含んだ土壌や環境水が取り込まれていることが想定されます。

 2004年12月26日のインド洋大津波後の被災者の感染症では、肺炎が予想外に多かったことが報告され、その治療には、キノロンとクリンダマイシンを用いる治療が有効であったことが報告されています。これらの抗菌剤はレジオネラ肺炎の治療にも有効です。レジオネラの培養には専用の培地を必要とし、当時は確定診断が十分なされていない状況でした。レジオネラ症が報告されていませんが、発症していた可能性があります。

 溺水で誤嚥した環境水中のレジオネラの菌数が少ない場合(通常の検査で非検出である10個/100mL未満)でも発症した事例があります。
また、一度肺炎になると有効な抗菌剤の投与がないと重症化しやすいので注意が必要です。

 レジオネラ肺炎の潜伏期間が2-10日なので、この期間は注意する必要があります。レジオネラはヒトからヒトへ感染しないので、避難所内でインフルエンザのように流行することはありません。

 避難生活で体力が低下してくると日和見感染であるレジオネラ症の発生リスクが高まります。被災後の予防対策として、やむを得ず除菌していない環境水を使用する場合は、エアロゾルの生じるシャワー等には利用しないようにしましょう。必要がなければ災害対策上の放水等には近づかないようにしましょう。土壌や腐葉土からの感染予防、エアロゾルの発生する作業時には、マスクの着用が予防に有効です。

 

富山保健所//レジオネラ防止対策

循環式浴槽におけるレジオネラ防止対策
循環式浴槽とは浴槽水を循環させ、その循環経路に粗大汚物を除去する装置(プレフィルタまたはヘアキャッチャ)を設けるとともに、ろ材を充填したろ過器を設置して浴槽水を浄化し、水の消費量と排出量を抑制するものである。
循環式浴槽では、湯が閉鎖系を循環しているため、これらの微生物が生物浄化方式のろ材表面及びその内部、浴槽、管路系の内壁に定着し、各種微生物が入浴者の体表面に由来する有機物資を栄養源として増殖する。
平成10年5月には都内特別養護老人ホームにおいて生物浄化方式の循環式浴槽を感染源とするレジオネラ症患者が12例発生し、うち1例がレジオネラ肺炎で死亡したほか、平成11年6月愛知県において自宅の24時間風呂で水中出産した新生児がレジオネラ属菌が原因と疑われる肺膿瘍で死亡するなど、循環式浴槽はレジオネラ症の感染源となっている。
このため、汚染と感染を防止するためには、循環式浴槽の使用に当って、以下の点に留意して設計、設置、及び維持管理を行う必要がある。
・設定段階から適切な衛生管理が可能となるよう配慮
・製造者等はシステム全体の安全性に関する管理マニュアルを作成し、維持管理者に提示
・浴槽水をシャワー、打たせ湯などに使用しない
・気泡ジェット等のエアロゾル発生器具の使用を避ける
・塩素剤による浴槽水の除菌を行う場合は遊離残留塩素濃度を0.2~0.4mg/ℓを1日2時間以上保つ
・浴槽の換水は、衛生管理の水準を保つよう定期的に行うことが望ましい
・浴槽の全換水を行うときは、塩素剤による洗浄・除菌を行った後に、浴槽の清掃を実施する。ろ過器を設置した浴槽の場合は、ろ過装置、配管を含めた洗浄、除菌を行う。
・浴槽内部、ろ過器等の毛髪、あか及び生物膜の有無を定期的に点検、除去
・レジオネラ属菌の検査を感染因子の点数を目安に定期的に実施
なお、家庭で使用される循環式浴槽(いわゆる24時間風呂)についても、上記を踏まえ維持管理等を行う必要がある。
■ 6.加湿器におけるレジオネラ防止対策
加湿器のうちレジオネラ症の原因となる可能性のあるものは、超音波方式と回転霧化・遠心噴霧の2方式である。
そのうち、ビル空調機に組み込まれている加湿器については、そこで使用される水が水道水質基準に準じることとされているため、使用期間中レジオネラ属菌による汚染が起こることは少ないと考えられるが、使用開始時及び終了時には水抜き及び清掃を確実に行う必要がある。
家庭用の加湿器については、タンクの汚染が起こりやすく、長期間水を貯めたまま放置される可能性が高く、またタンク内に生成される生物膜も保持されるため危険である。平成8年には、病院の新生児室において家庭用の超音波加湿器が感染源と思われるレジオネラ症が発生し1名死亡した。
加湿器の使用の際には、タンクの内面を絶えず洗浄して清潔にしておくことが安全上重要である。

 

豊田市稲富福祉センターでレジオネラ菌:検出

稲武福祉センターでレジオネラ属菌が検出されました
発表日: 2011年2月23日
豊田市稲武福祉センター(桑原町中村5、指定管理者:豊田市社会福祉協議会)において、浴槽水の定期検査(年2回実施)を行ったところ、レジオネラ属菌が検出されました。
 
1 検出日
  平成23年2月22日(火)
2 対象箇所
  稲武福祉センター2階 女子浴室
3 経 緯     
  2月15日(火) 市衛生試験所へ検査を依頼
  2月22日(火) 市衛生試験所から施設にレジオネラ属菌検出の連絡
4 検査結果
  10CFU/100ml
  ・水質基準は、レジオネラ属菌が検出されないこと(10CFU/100ml未満)
5 利用状況
  浴室利用者は、デイサービス利用者を始め、33名
6 対応
(1)2月23日より、当分の間、対象となる浴室の利用を中止する。
(2)保健所の指導内容
  ・女子浴室の清掃と除菌
  ・浴室利用者の現在及び今後(10日間程度)の健康状態の確認
  ・衛生管理状況の確認

 

レジオネラ菌:札幌の老人福祉センター浴槽から検出

レジオネラ菌:札幌の老人福祉センター浴槽から検出 使用中止に 札幌市は23日、同市南区石山の市南老人福祉センターの女子浴室の浴槽から基準値の約9倍に当たるレジオネラ菌が検出され、同日から使用を中止したと発表した。健康被害の報告は今のところないという。
 市高齢福祉課によると、菌が検出されたのは今月5日に採取した浴槽の水。水をろ過して使う循環式浴槽だが、水は毎日換えており、同じ使い方をしていた男性浴室は汚染されていなかった。水質検査は年2回行っており、現時点で原因は不明だとしている。
 再開までには最短2週間かかる見込みで、その間は男子浴槽も使用を休止する。市は「最近1カ月間に利用し、全身のけん怠感や頭痛、呼吸困難などの症状がある人は、早急に医療機関を受診してほしい」と呼び掛けている。【中川紗矢子】
毎日新聞 2011年2月23日 23時19分

 

源泉かけ流し温泉で湯量が毎分200L、弱アルカリ性塩化物泉、湯温57度、の露天風呂入浴者数毎日600~1000名、毎日換水し清掃し次亜塩素除菌している。保健所の検査で若干レジオネラ菌が検出された。

このような施設のレジオネラ菌対策について次のような提案をしました。

1)大掃除又はレジオネラ菌が検出された場合はその除菌の為、【モルキラーMZ】で除菌を行い、バイオフイルムやその他の汚れの除去を行います。
営業が終わってから、使用後の浴槽水の中に【モルキラーMZ】を浴槽水1Tあたり100ml(100ppm)投入し、1時間くらい(長くてもいいです)放置し排水します。
費用は露天風呂36.4T×100ml/T×8,640円(モルキラーMZの単価)=31,450円

2)次週から毎週一回上記方法で1T当り50ml(50ppm)で行います。
露天風呂36.4T×50ml/T×8,640円=15,725円

これを継続して行うことによって、バイオフイルムを生成させないようにします。  
バイオフイルムは一週間から10日で生成します、レジオネラ菌等の巣となるもので、これを出来ないようにすればたとえレジオネラ菌が外部より侵入しても排水されます。

毎日営業中、浴槽内に非塩素系除菌剤【モルキラーMZ】を入れて除菌する方法もありますが、かけ流しの為効果が出難いし、効果を出そうとしますと使用量が大変多くなります。従ってまず、上段の方法をお薦めしま。 
 
しかし行うとすれば費用は下記の通りです。 
3)毎日営業中、浴槽内に【モルキラーMZ】を入れて除菌する方法
 浴槽水1T当り10ml(10ppm)投入
36.4T×10ml/T×8,640円=3,145円
 

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医学メモ【レジオネラ症】

医学メモ「レジオネラ症」
 レジオネラ症は、レジオネラ属菌という細菌によって起こる感染症です。レジオネラ属菌は、一般的に土壌や河川・沼地などの自然界に広く生息しています。感染経路は、その自然環境から、人工環境水(空調設備に用いる循環水、循環式の入浴施設、24時間風呂、加湿器など)の中に入り込み、衛生管理が不十分であると菌が繁殖し、これらの水から発生する細かい水滴(エアロゾル)を、人が吸い込み、感染します。
 レジオネラ症には、「ポンティアック熱」と「レジオネラ肺炎」の2種類の病型があります。ポンティアック熱は、潜伏期間が1~2日で、全身倦怠(けんたい)感、頭痛、咳(せき)などの風邪に似た症状が現れ、数日で自然回復します。
 一方、レジオネラ肺炎は、潜伏期間が2~10日間。症状は高熱、咳(せき)、頭痛、筋肉痛などで、進行すると呼吸困難や意識障害などを併発します。治療は抗生物質で可能ですが、死亡率は15~30%と高く、怖い病気です。
 レジオネラ肺炎を防ぐ上で気を付けることは、24時間風呂や加湿器などの水を常に衛生的に保つことです。また、温泉やレジャーランドなどの入浴施設に行った後、肺炎を発症した場合には、かかりつけ医にそのことを話すことです。レジオネラ肺炎の発症率は、菌を吸入した人の約5%以下と推測されています。つまり95%は発症しないわけです。これは感染症一般に言えることですが、たとえ感染しても発症しないように、日頃から免疫力を高めることも大切です。

江戸川区ホームページより

 

レジオネラ菌で営業停止になる温泉の被害

レジオネラ属菌(レジオネラ)とは、土壌や河川、湖沼など自然界に生息する「細菌」の一種です。必ずしも温泉固有に生息しているものではありません。(温泉だから検出されると言う訳ではない) 近年では、空調設備の冷却塔水、循環式浴槽水、給湯器の水などに生息するバイオフィルム(生物膜)などに寄生、増殖し、深刻な問題となっています。

循環式浴槽など水が停滞する39度前後の環境で増殖しやすいのですが、その水を飲んでも感染すると言うわけではありません。この水中の微粒な菌が、シャワーや、湯気など空気中に浮遊する蒸気や、霧状(エアロゾル)となり、呼吸をする事により人体の肺に入ると、感染するとされています。

1976年にアメリカ合衆国ペンシルベニア州で米国在郷軍人会の大会が開かれた際、参加者と周辺住民21人が原因不明の肺炎にかかり、一般の抗生剤治療にも関わらず34人が死亡した。 これにちなんで、「在郷軍人病」と呼ばれています。

実は、 レジオネラ症( Legionellosis )には、在郷軍人病( Legionnaires' disease )と、ポンティアック熱( Pontiac fever )との二つの型があります。在郷軍人病( Legionnaires' disease )は、肺炎を含む重症の型であり、ポンティアック熱は軽症の型です。

日本の場合、最も多く感染者が報告された季節は、「初夏」。 暑くてじめじめと湿度が高い梅雨のシーズンが、レジオネラ症の発生に関与しているのではないかとも考えられています。なお、1990年から2005年までに米国CDC(疾病管理・予防センター)に報告があった23076人のレジオネラ症患者について分析した研究では、秋と夏に報告された患者数が多かったと言う事です。秋(9-11月)が30%、夏(6-8月)が29%、冬が23%(12、1、2月)、春(3-5月)が18%でした。月別では、一番多かったのは8月(11.2%)で、一番少なかったのは2月(5.6%)でした。


症状は2~10日の潜伏期間を経て高熱、咳、頭痛、筋肉痛、悪感等の症状が起こる。進行すると呼吸困難を発し胸の痛み、下痢、意識障害等を併発する。症状が重い、「在郷軍人病」に感染すると 死亡率は最高で30% と報告されています。特に抵抗力の低い老人・子供は深刻な事態を引き起こします。 また、「持病」をお持ちの方(糖尿病患者・アルコール中毒症患者)・喫煙者は病状が急速に悪化しやすいと報告されています。

温浴施設で感染する場合、基本的には「ジャグジー・バブルジェット・滝(打たせ湯)・シャワー)など温泉・お湯が「霧状」になった瞬間、大気中に飛散されます。

この霧状の状態を「エアロゾル」と呼びます。 温泉・浴槽水にレジオネラ菌が生息していた場合、レジオネラ菌は、エアロゾルに乗って人体の気道から 「呼吸器系(鼻・口)」 肺胞に侵入します。 従いまして、その「温泉」を誤って飲んでしまったからと言って、感染すると言う訳ではありません。 また風邪・インフルエンザの様に「人」から「人」へは感染致しません。

やがてレジオネラ菌は肺胞内に存在する 「マクロファージ」に捕食されます。 マクロファージ (Macrophage)とは白血球の1種で、アメーバ状の細胞とお考え下さい。 通常、体内のマクロファージの役割としては、体に侵入した「細菌」 、「ウイルス」等を捕食し消化及び、分解をいたします。

しかし、 レジオネラ菌は「通性細胞内寄生性」と言う特殊な菌なので、マクロファージの除菌プロセスから逃れ、ある特殊な小胞を形成することで、分解されることなく細胞内に「感染」することが可能なのです。

感染はもとより、マクロファージ内で「増殖」する能力があると言う点が「レジオネラ菌」の最も恐ろしい点でしょう。


肺胞のマクロファージ内で、1つから2つ、2つから4つと「倍々方式」で増殖するので、短期間の間に相当数の「レジオネラ菌」が肺胞内で培養され、やがて細胞を破壊し肺全体に深刻な炎症を引き起こします。

大切なお客様を「レジオネラ症感染」させてしまっては営業停止はもとより、 「あそこの温泉は病気がうつるらし い」と噂が広まり、集客・営業面で大打撃を受けてしまいます。

「患者から検出されたレジオネラ菌」と「施設から検出されたレジオネラ菌」がDNA判定において一致・立証された場合、「管理不十分」とされ、損害賠償、営業停止、最悪のケース、施設管理責任者は、業務上過失致死などの刑事責任が問われる事もあり、全てが終わりになってしまいます。tatuyuiryu44582015さん

 レジオネラ属菌がアメーバに寄生すると、アメーバの体内で増殖し、破壊し水中に放出され、アメーバは、生物膜内で、塩素剤の消毒から保護されて生息し。

「空調ドレン水及び冷却水等におけるレジオネラ属菌の生息状況について」

「空調ドレン水及び冷却水等におけるレジオネラ属菌の生息状況について」
建築物衛生法において空調機ドレンパンの維持管理については、「使用開始時及び使用期間中の1ヶ月以内ごとに1回定期的に点検し必要に応じ清掃を行う事」と定められていますが、しかし、建築物衛生法対象物件での点検実施件数は1%にも満たず、実施率はかなり低いと考えらます。
調査の概要
【調査対象検体】
飲食店・理髪店・オフィスビル・遊戯施設・医療施設等の個別式空調機50台を
ピックアップし、そこから採取したドレン水及びスライムを検体とした。
調査の結果、
ドレン水及びスライムにはレジオネラ属菌が存在することが分かった
実際に、ドレンパン点検の実施率は低い建築物衛生法に基づき、実施率を上げるには内視鏡点検などが有効である。
発表者:日本水処理工業株式会社

 冷却塔からレジオネラ属菌が検出されています。

塩素剤による問題点

◆塩素除菌処理上の問題点は?
塩素除菌処理は欠かせないものがありますが、「表1」にあげているように多くの問題があります。
特に塩素処理の除菌作用の主役となる次亜塩素酸はpH によって大きく含有比率が変わります。
従いまして、日常的な塩素処理だけではなく、定期的な配管洗浄が必要です。
表1 塩素処理上の問題点
◆PH による効果変動 酸性・アルカリ性で次亜塩素酸が減少し除菌力が落ちる。
◆バイオフィルムの問題点 内部への浸透効果と剥離効果に乏しい。
◆トリハロメタンの生成 フミン質等と反応しトリハロメタン類を生成する。
◆アンモニアとの反応 反応する事で消耗し除菌効果が低下する。
◆鉄マンガンとの反応 鉄・マンガンの酸化に消耗されて除菌効果が落ちる。
◆人体への影響 アトピー等の原因ともいわれている。
◆pH による次亜塩素酸の含有比率

pH 6.0 6.25 6.5 6.75 7.0 7.25 7.5 7.75 8.0 8.25 8.5 8.75 9.0 9.25 9.5 9.75 10.0
次亜塩素酸比率
96.9 94.7 90.9 84.9 76.0 64.0 50.0 36.0 24.0 15.1 9.1 5.3 3.1 1.7 1.0 0.6 0.3

 また厚労省の報告で PH値8.0のアルカリ泉では塩素剤の効力は、全体の24%になり、8.5では同じく9.1%に激減します。

福祉センターの入浴施設でレジオネラ菌検出

レジオネラ菌届け出ず 鳩ケ谷市施設
2011年1月22日
 鳩ケ谷市が運営する市立福祉センター(同市桜町六)の入浴施設で、昨年十月に国の指針の基準を上回るレジオネラ菌が検出されたにもかかわらず、市が指針に反して保健所に届けず、無断で運営を続けていたことが分かった。川口保健所から立ち入り検査を受け、今月十四日から、使用禁止の指導を受けている。
 市によると、施設は六十歳以上の市民向けに無料で提供され、この間、約六千六百人が利用したが、健康被害は確認されていない。

 市は検査機関に委託した検査で、昨年十月十五日に浴槽の水から百cc当たり二百二十個のレジオネラ菌を確認した。指針では百cc当たり一個以上の菌が確認されると、保健所に届け、再検査で安全が確認できるまで運営はできない。しかし市は浴槽の除菌を行った上、保健所が立ち入りするまで無断で運営を続けていた。

 市は「二〇〇四年二月に基準以上の菌が見つかった。この際は指針通りの対応をしたが、その経験から除菌すれば問題ないと考えてしまった」と釈明。これまで市は今回の問題について、ホームページなどで市民への周知は行っていないが「周知すべきだった」と話している。市は今月二十四日に再検査し、保健所の許可が出れば、運営を再開するとしている。

 スーパー銭湯、温泉、老人健康施設のお風呂、プール、冷却塔の消毒、 修景池、ペットの消毒・消臭などにも広く使われています。

ニュージーランド 南島 Canterbury カンタベリー地方では、2010年の レジオネラ感染症

ニュージーランド 南島 Canterbury カンタベリー地方では、2010年の legionnaires’ disease ( legionellosis レジオネラ感染症 レジオネラ症) 患者 62人を記録し、このうち 22人は (2010年)12月、1か月間だけの記録(過去最多)であった。これら症例の 2/3は gardening soil 園芸用の土に関係する [グラム陰性桿菌] レジオネラ属菌の 1種 [Mod. ML氏解説: Legionella longbeachae レジオネラ ロングビーチエ] によるものであった (Medical officer of health 保健局医務官 Dr Alistair Humphrey 氏発言)。
3人は ICU室で治療し、1人は死亡した。
2010年11月の症例 8人。同地方では 2010年、レジオネラ症で 4人死亡し、患者 1人は かなり悪い状態が続いている(ICU 利用中)。

 

メキシコ、コスメル(Cozumel)で発生したレジオネラ症

メキシコ、コスメル(Cozumel)で発生したレジオネラ症
CDC (In the News) 2011年01月12日 東部標準時19時28分
状況
レジオネラ症がメキシコのコスメル島内、Regency Club Vacation Resortおよび Wyndham Cozumel Resort & Spa(旧formerly Reef Club)で発生しています。 2008年5月以来、このリゾートに滞在したアメリカ合衆国とオランダからの旅行者内で、レジオネラ症が計9例確認されています。 2010年4月の公衆衛生調査の調査結果に基づいて、リゾートの共用飲用水システムの除菌が勧告されました。 2010年12月に、対策として水道に対する除菌が実施されましたが、CDCはリゾート関連の9番目の症例発生の通知を受けました。このことから、暴露源が現在でも存在したままであることが疑われます。
米国旅行者のための勧奨事項
レジオネラ症は、レジオネラ菌で汚染されたエアロゾル化された水を吸入することによって引き起こされる肺炎です。 レジオネラ症は人から人には感染しません。 一般的には、ホットタブ、冷却塔、園芸用の霧吹き、シャワー装置のノズル、蛇口などから発生する、霧状の水がレジオネラ菌の感染源となります。
感染のリスクの高い旅行者は、他のリゾートに滞在することを考えるか、Regency Club Vacation Resortおよび Wyndham Cozumel Resort & Spaでは、霧状の水への暴露、特にシャワーの使用を避けるべきです。
高リスクのグループとして、以下の人が挙げられます:
・喫煙者もしくは喫煙経験者
・50歳以上
・以下のいずれかの慢性疾患がある人
 糖尿病
 慢性閉塞性肺疾患(COPD)や肺気腫など、慢性呼吸器疾患
 癌、臓器移植、あるいはある種の処方薬による免疫能低下
 慢性腎疾患、喘息、心臓病、肝疾患などの他の慢性疾患
まれに、全く危険因子のない人が、レジオネラ菌への暴露を受けた後にレジオネラ症を発症します。
感染徴候は、暴露の2から14日後に始まり、高熱、咳嗽、息切れなどがみられます。また、多くの人が下痢、頭痛、あるいは筋肉痛を訴えます。 レジオネラ症は、重篤で致命的な病状を呈する可能性がありますが、ほとんどの人は適切な抗生物質治療を受けることで、回復します。旅行中や旅行後の2週間に、上記の徴候がみられる旅行者は、医師の診察を受けるべきです。 アメリカ合衆国で診察を受ける旅行者は、自分がメキシコのコスメルに旅行し、Regency Club Vacation Resortあるいは Wyndham Cozumel Resort & Spaに滞在したと、明確に医師に伝えなければなりません。 同じタイプのレジオネラ菌によって引き起こされるより軽症の疾患として、ポンティアック熱(Pontiac fever)と呼ばれる疾患があります。 ポンティアック熱の症状は、通常2から5日間持続し、発熱、頭痛、筋肉痛などがみられる可能性があります。しかし、肺炎症状は全くみられません。 ポンティアック熱の症状は治療をしなくても消失します。

 

レジオネラ菌とは

レジオネラ
レジオネラ症はレジオネラ属菌によって起こる細菌感染症です。レジオネラ症は季節によらず発生し、劇症型のレジオネラ肺炎と一過性のポンティアック熱があります。
レジオネラ肺炎は2~10日間の潜伏期の後に、全身倦怠感・頭痛・高熱・悪寒等で発症します。傾眠・昏睡・幻覚等の中枢神経形の症状が特徴的で、重篤な場合は死に至ります。平成12年・14年の温泉と入浴施設での集団感染例では、複数の死者が報告されました。
ポンティアック熱は1~2日の潜伏期の後に、突然の発熱・悪寒等で発症しますが一過性で、数日で治癒します。
【レジオネラ菌とは】
レジオネラは本来は土壌中で生息しています。土ぼこりが風で飛ばされ冷却塔・温泉・24時間循環式風呂・温水給水菅・超音波加湿器・噴水等に入り、その中に生息しているアメーバ等に寄生して増殖して感染源となります。20~50℃で繁殖しますが、60℃以上では死滅します。
【診断】
肺組織・喀痰・血液などからレジオネラ菌自体や菌の遺伝子を検出するか、尿中抗原や血清中抗体を検出する事によります。臨床症状のみでは他の肺炎と鑑別する事は困難です。
【感染経路】
レジオネラに汚染された水しぶき等のエアロゾル(目に見えない細かい水滴)を、呼吸器系に吸入する事により感染します。レジオネラに汚染された水を飲んでも、通常は感染しません。上で述べた設備の衛生管理が不十分ですと、感染源となり得ます。また人から人への感染はありません。
【治療】
早期に診断され、適切な抗菌剤(エリスロマイシン・ニューキノロン等)が使用されれば治療可能です。
【予防】
エアロゾルを発生する設備や器具の衛生管理を行い、菌の増殖を防止する事が重要です。
循環式浴槽:換水・清掃(ぬめりの除去)の徹底(1週間に1回以上)、浴槽水をシャワーや打たせ湯に用いない(エアロゾルを発生させない)、浴槽水の残留塩素濃度を0.2mg/ml以上に維持する事等に留意して下さい。
給湯設備:貯水タンクの温度は60℃以上とします(上記のように20~50℃では菌が繁殖します)。
超音波加湿器:水タンクを洗浄して清潔を保ち、水は水道水を用いて毎日取り換えて下さい(水をそのまま霧状にして噴出するため、水が汚染していると危険です)。
噴水等:エアロゾルが余り発生しない設備を選択し、風向きにも注意する事が大切です。

 モルキラーMZ

新築のビルでの感染報告。(感染制御専門薬剤師)

レジオネラ症は、レジオネラ菌を含んだエアロゾルを吸入することで感染する死亡率の高い呼吸器感染症です。レジオネラ菌は、水の中に生息していますが、通常20~45度でもっともよく増殖します。

レジオネラがよく増殖する因子としては、水の停滞、パイプの材質、バイオフィルムやアメーバの存在が考えられます。集団発生の感染源となるのは、冷却塔、スパ、病院やホテルの給水・給湯システムです。

デンマークでは、1年間に100~130例のレジオネラ症(人口100万人あたり20例)が報告されており、これは、他のヨーロッパ諸国より高いです。ほとんどが単発例です。

2008年12月から2009年1月にかけて、コペンハーゲン(デンマーク)の郊外の新築のアパートで二人のレジオネラ症が見つかりました。調査の結果、この二人から検出されたレジオネラは同じ株であり、また、住居のお湯から検出された株とも一致していたため、感染源はこの給湯システムであろうと推定されました。

この2例に関連して、環境の調査が実施され、給湯システムでのレジオネラ発生の危険因子として、
1. 建築や配管の時期から実際に住み始めてお湯が使用されるまでの期間の水の停滞
2. シャワーホース内の低温(室温から38度ぐらい)での水の停滞
3. 給湯システムの設定の不具合
が指摘されました。

 

レジオネラ症

レジオネラ症

 

レジオネラ症 1999年4月~2006年(2007年2月28日現在)


レジオネラ症はレジオネラ属菌(主にLegionella pneumophila)による感染症で、その病型には肺炎型と感冒様のポンティアック熱型がある。後者は1968年に米国ミシガン州ポンティアックで、多数の急性発熱患者が出たことに由来する。肺炎型では、症状のみで他の病原体による肺炎と鑑別することは困難ではあるが、四肢の脱力や意識障害などの神経・筋症状を伴う例や、急速に全身状態が悪化する例があり注意が必要である。レジオネラ属菌は、本来水中や湿った土壌などの自然環境に普通に存在している細菌で、15~43℃で繁殖し、循環式浴槽水、空調施設の冷却塔水、給湯器の水などの人工的な温水中に生息するアメーバなどの原虫の細胞内で増殖している。そのため、打たせ湯、ジャグジー、加湿器、噴水などにより発生したエアロゾルを吸入することで、気道感染を起こして発症することが知られている。

図1. レジオネラ症の年別報告数および年別累積報告数の推移(1999年4月~2006年)

図2. レジオネラ症の発症月別報告数(1999年4月~2006年)
レジオネラ症は1999年4月の感染症法施行から全数把握の対象疾患となり、無症状病原体保有者を含め、診断したすべての医師に届け出が義務付けられている。また、2006年4月からは肺炎型とポンティアック熱型の病型が合わせて報告されることとなった。

感染症法のもとで報告されたレジオネラ症は、1999年(4月~)56例、2000年154例、2001年86例、2002年167例、2003年146例、2004年161例、2005年281例であり、2006年は517例であった(2007年2月28日現在)(図1)。2000年3月に静岡県(温泉:23例)、2000年6月に茨城県(総合福祉センター入浴施設:24例)、2002年7月に宮崎県(温泉:34例)で、いずれも循環式浴槽水による集団感染があり、また、2002年8月に鹿児島県(9例)で同じく循環式温泉施設によると推定される集団感染がみられた(4事例については順に、IASR Vol.21 No.9 p.188、同p.3-4 、IASR Vol.24 No.2 p.3-5、同p.5-6 参照)(図2)。その後は、大規模な集団発生事例は認められていないものの、2005年、2006年と報告数は著明に増加している。


図3. レジオネラ症の都道府県別・年別報告数(1999年4月~2006年) 図4. レジオネラ症の報告都道府県と推定感染地(2006年第13~52週) 図5. レジオネラ症の性別・年齢群別報告数(1999年4月~2006年)

1999年4月~2006年の累積報告数1,568例のうち、発症月の記載のある1,458例(1999年4月以前の発症例を除く)についてみると、前述の集団発生を除けば、発症月に明らかな偏りは認められなかった(図2)。


報告のあった都道府県別にみると、東京都173例、愛知県107例、大阪府93例、静岡県88例、埼玉県73例、神奈川県66例、新潟県65例、茨城県58例、宮城県51例、兵庫県51例が多かった(図3)。また、従来、感染地域としては日本(国内)も含め国名までであったものが、2006年第13週からは、国内の都道府県名など、より詳細な地域が可能な限り報告されることとなった。2006年第13~52週の報告432例について、報告都道府県と感染地域とされた都道府県を比較すると、静岡県、長野県、山口県などでは感染地域とされた数が報告数より多く、東京都、千葉県、愛知県などでは報告数が感染地域とされた数より多かった(図4)。


1,568例の性別は、男性1,366例、女性202例であり、男性が圧倒的に多く87.1%を占めた。年齢中央値は64歳(0~102歳)であり、年齢群(10歳毎)別にみると0~9歳(12例)、10~19歳(7例)、20~29歳(13例)、30~39歳(22例)、40~49歳(108例)、50~59歳(417例)、60~69歳(473例)、70~79(380例)、80~90歳(117例)、90歳以上(19例)で、50歳以上が89.7%を占めた。男女別にみると、男性は年齢中央値が63歳(0~98歳)で、60代、50代、70代の順に多く、女性は年齢中央値が70歳(0~102歳)で、70代、60代、80代の順に多かった(図5)。


レジオネラ症(肺炎型)は、時に致死的となる重症の疾患である。死亡の報告は、報告後に追加報告されたものを含めて73例(男性58例、女性15例)あり、致死率は4.7%となる。ただし、届け出時点以降の死亡については十分反映されていないことがあり、実際の致死率はより高い可能性がある。死亡などの転帰は本疾患において貴重な情報であるので、追加報告をお願いしたい。
図6. レジオネラ症報告症例における検査法(1999年4月~2006年)


診断方法を年次別にみると、大きな変化が認められた。1999年には約20%を占めるに過ぎなかった尿中抗原検査法は、年々その割合を増し、2006年には90%以上の症例で実施されていた。2006年に報告された517例に限ってみると、尿中抗原のみが479例であり、尿中抗原+培養が7例、尿中抗原+血清診断(単一血清)が1例、PCR法単独が3例、培養が12例、PCR+培養が3例、培養+血清診断が11例(ペア血清5例、単一血清6例)であった(図6)。即ち、尿中抗原検査が487例(94.2%)に実施されているのに比べ、培養は22例(4.3%)に実施されたのみであった。

(感染症週報 IDWR 2007年17・18合併号に掲載)

 

レジオネラ菌はこんな所にいます。(1)

レジオネラ属菌はどこにいるの?レジオネラ属菌は自然界(土壌や淡水など)に広く生息していますが、
菌数は少ないと考えられています。
(1)水の滞留する時間が長いこと
(2)栄養源となる有機物があること
(3)レジオネラ属菌の増殖を助けるぬめり(生物膜)が発生していること
(4)水温が温かいこと
など条件が整えばレジオネラ属菌は増殖します。

浴槽のお湯は温かく、人の垢等が栄養源となってぬめりができやすいため、レジオネラ属菌の増殖に適した条件が整っていると言えます。そのため、浴槽や配管の定期的な清掃・除菌(配管洗浄)を行うことや水質管理を徹底するなど、ぬめりの除去やぬめりを生成しにくくする日々の衛生管理が重要です。

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FAX 047-446-8356

 

高圧洗浄機(蔵王産業製FCHD0708)

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高圧洗浄機の先端部まで、SKW1/4 ホース15m(ステンレス)

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高圧洗浄機により取り出されたヘヤー

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高圧洗浄機

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高圧洗浄機による配管洗浄中(浴槽排水口より行う)

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高圧洗浄機による配管洗浄中(外部出口より行う)

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高圧洗浄機による配管洗浄中(風呂洗い場の排水口)

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レジオネラ菌除菌剤「モルキラーMZ」を配管洗浄に使用

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